今日は千葉で、コンサートにソロで出演。
みな上手な歌い手さんの中に入っての演奏で、準備不足でしたが、そこは集中力でカバー(いつもこのパターンですが…)。
なんとか乗り切りました。
私の曲は、
民謡の「出船」「荒城の月」
コブクロの「永遠にともに」
でした。
おかげさまで好評だったようで、
「一番良かった」
「心に響いた」
「泣いた」
などと言ってくれた人もいました。嬉しかったです。
私が一番歌う時に気を付けているのは、心を込めて歌うことです。技術的鍛錬ももちろん大切ですが、
「人の心は人の心でしか動かない」と思っています。
(ついでにいえば、私は本気で日本を立て直したいと思っていますが、
それを応援しようと思っていただけないとしたら、それは私の心がまだまだ十分思えていないからだと思っています。
とはいえまずは、私がどういう人間でありどういう考えを持っているか、お伝えしなければ、始まりませんが…)
何かしらお伝えできたものがあったなら、うれしいです。
私自身も、心をこめて歌うことができて、気持のよい疲れを感じられてうれしく思います。
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さて、その後の食事会で、偶然政治の話が出たのですが…
おばさま方の率直な、結構耳の痛いご意見を、備忘録としてメモしておきたく思います。
「自民党はダメよ、いまの日本をこんなにしたのは自民党じゃないの」
「民主党は期待したんだけどねぇ… 全然言った通りになってないわねぇ。
総理大臣がコロコロ変わるのはみっともないから、しばらくはやらせたいけど、
子供手当てだってはっきり言って要らないし、尖閣問題もひどいわねぇ」
「でも今の自民党もやっぱりダメよ。いまも民主党の批判ばっかりで、ケンカみたい。品位がないわ。政治の質が最近落ちてきてるんじゃないかしら」
「なんでこうなっちゃうのかしらねぇ。自民党でも民主党でもなんでダメなのかしら」
大局的には、私も同じ感覚です。
私はかなり、民主党批判が多いですが(日教組が支持母体の民主党では、教育再生は不可能だからです)、
だからといって自民党がよいとも言い切れないのが正直なところです。
というより、多分いまの日本は、どの党がやっても、ダメなのでしょう。日本全体が沈みつつあり、その対応に追われて、本来やるべき国づくりができていないと感じます。
議員となって1年。感じるのは、
この国がおかしくなったのは、誰か悪者がいるのではなく、
政治も行政も国民も、みんなおかしくなったからだということです。
日本全体が、低下しているのです。
だから、その復活には、誰かがやってくれるのではなく、全員がやらねばなりません。オール日本でやらねばなりません。
田沼隆志が考える、いまの日本に必要なもの。
1.メディア報道を鵜のみにせず自分で考え、そして問題を誰かのせいにばかりせず自分で解決する、自立した国民
2.相手の批判よりも日本をどういう国にするのかを語る、品格の高い政治
3.制度硬直した中央集権制を捨て、真に効率的で誠実で活発な、道州制の行政
4.自分以外のために頑張ることを目指す、そしてそれを素晴らしい・美しいとする、人格・道徳教育者
もっと多くの項目も思っていますが、今回は人に限ります。
本来的には、更に大局的な、民主主義の是非なども述べたいし、
逆により具体的な、小選挙区制の失敗なども考察したいところですが、
またの機会にしたく思います。
腰を据えて考えなくてはなりません。
そういう大局観を持ちながら、日々の地方行政・地域問題に、あたっていきたいと思います。