今日は民主党の代表選だ。

私はまるで感心できないし、関心もない。



日本創新党の代表幹事、中田宏・前横浜市長の以下コメントが、まさに100%同感だ。


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 今日、民主党の新代表が決まる。そもそも、この時期までの代表任期が明白なのに、約3ヶ月前に民主党の国会議員は菅代表を選んだのだ。また代表選をやっていること自体が不可思議であることを忘れてはならないと思う。

 いざ、代表選が始まると、マスコミもそれを見ている人達も、どっちが勝つのかという注目になる。そして、マニフェストだ、政治主導だという、民主党内での路線や手法の議論に目を奪われがちだ。しかし、なぜ民主党が迷走しているのかと言えば、いかなる日本を目指しているのかという理念が全くない政党だからなのであり、その点こそ代表候補は語るべきなのだ。

 今日、どちらが新代表になっても、国民をいかなる日本に導くのかという国家像は依然としてないままだ。

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結局、民主党には、綱領がない。理念がない。太い政策がない。

当然だ。政権交代、すなわち反自民しかなかったからだ。

だからいざ、党内の争いとなると、同じ一つの政党内での争いとは思えないほど、政策も違うし、相手を批判する。

私は4年前の初挑戦以来、一貫して民主党批判をしてきたが、

今回はまさに民衆党の本質を見た思いだ。



今回、どちらが勝っても、そう遠くないときに、民主党は崩壊すると思う。

今度こそ、理念の違う集団ごとの政党になってもらいたいと期待している。



ただ崩壊に誘うには、野党の発信が重要だが、

自民党はまだそこまで動けていないと感じるのが残念だ。



まさに日本は内憂外患である中、不毛な状況の国政を見ていると、

真に日本を救う集団の誕生を早くしなければと、気持ちは焦る。



もちろんそんな集団が突然現れるのを待っている、などという他力本願な姿勢はとらない。

そういう集団を作っていく、あるいは育てていく。つまり、自ら関わっていく。

だから私は、無所属が最高によいとは思っていない。仲間は必要だ。もちろんまだどこかの党に入るということはないが、いつかは入るかもしれない。

ただ、私自身がどこかの党に入るとか入らないとかは、表面的現象であり、

結局やることは、既存政党改革か、新党育成でしかない。

どちらが有望なのかは、日々変わる状況の中でそのとき最適な判断するだけであり、

本質は、新集団の誕生にある。



それが私の、一貫した、立ち位置だ。