日韓併合100年に伴う、菅総理による首相談話が、10日に発表された。

私はこれに断固反対である。



脱・自虐史観、すなわち「日本は良い国だった」ことを若者に伝えることを使命とする私にとって、誤った歴史観を上塗りする今回の談話は、全く容認できない。




・まずそもそもこの談話発表の非常識さを考えて欲しい。どこの国が、100年前のことを、謝罪などしているだろうか? イギリスはアヘン戦争や、インドの植民地化について、謝ったことがあるか? アメリカはフィリピン領有やインディアン虐殺について謝っているか? スペインはインカ帝国を滅ぼしたことを謝っているか?



 謝罪自体がおかしい。そんなことをしていたら永遠に憎しみの連鎖となる。謝罪をするなら、口だけでなく、カネや領土を提供することを含めた、一回限りの講話条約で、お終いとする。それが国際社会の常識だ。そしてその常識通り、1965年に日韓基本条約を締結し、日韓間の請求も「完全かつ最終的に解決」させたのである。法的にも謝罪の必要は全くないのである。



 更にいえば、かつてがどうであろうと、いま、そして未来にとって、よりよい関係を築くことこそ、視野に入れるべきではなかろうか。それが真に責任ある態度ではなかろうか。







・ゆえにはっきり言っておく。謝罪要求自体もおかしい、すなわち韓国の姿勢はどう考えてもおかしい。そもそも日本が併合をして耐え難い苦痛を与えたなら、他の国からもその要求がくるはずではないか。しかし訴えているのは、朝鮮半島と、中国だけだ。同じように日本国だった台湾からも、フィリピンからもベトナムからもマレーシアからもインドネシアからもミャンマーからもポリネシア諸島からも、そんな要求は来ていない。この異常事態を考えて欲しい。



 これは多分に、韓国、中国という国の特殊性から来ている。両国に共通するのは何か。反日教育である。

 反日教育こそが問題の本質であり、諸悪の根源だ。反日教育をやめない限り、憎しみ合いは永遠に続くだろう。

 この異常事態が背景にあることを、日本人には気付いてもらいたい。







・そもそも、日韓併合は、当時合法的だった。そして韓国民に受け容れられていた。そのことを示す資料はたくさんある。何より韓国内で、日本との合併を望んだ政治勢力があり、その招きが下地としてあったのだ。でなければ統治がうまくいくはずがない。


大局をみたとき、近代化の遅れた韓国は、どこかの列強に植民地となるしかもう道はなかった。そういう場所にある国なのだ。

 中国はアジア人でありもともとの宗主国だが、植民地化されている。

 ロシアは世界最強の陸軍で南下政策を進めているし、そもそもキリスト教圏の白人。

 日本は同じアジア人でありながら、ロシアに勝ち、また勤勉な国民性。

この3国を比べたとき、日本を選んだ。それが韓国の判断だったのだ。そして日本もそれに応えた。

国際的にも合法的に併合した。だからどの国からも反対が起きていないのだ。当時の常識通りにやったのだ。




そして韓国民は日本併合を受け容れ、大きく発展した。下記、山田党首のメッセージにあるように、35年で人口が倍になる発展は、日本人だけではできない。韓国人自身がその環境で素直に国づくりをやったのである。反乱や戦乱が盛んだったら、わずか35年で人口が倍になどならない。


この大局観をぜひ日本人、そして今の韓国人も、よく理解して欲しい。

反日教育の洗脳から抜け出して欲しい!




現代の価値観、すなわち「民族自決」からみれば、確かに併合「された」になるのだろう。しかし今の価値観で過去を裁いてはならない。当時には当時の価値観や論理や事情があるのだ。



その他、詳しい事実検証や情報は、同志の荒川区議・小坂さんのブログに詳しいので、ご覧頂きたい。全て同感である。


http://kosakaeiji.seesaa.net/article/160235989.html






※この談話発表までの裏側、外交当局でのやり取りなども、聞いている。それも非常に韓国に媚びたものだ。詳しくはまたの機会とする。






何の違法性もないのに、謝罪すべきこともないのに、菅さんは事実無根の謝罪外交を、やってしまった。鳩山さんの迷走に続き、また民主党政権はやってしまった。ほとほとあきれる政権としか言えない。


この談話の影響で、日本の若者は「日本は韓国を併合をした悪い国だったんだ」という自虐的歴史観を再び強めることになる。大人を信頼する若者ほど、そうなるだろう。無念でならない…



真正保守で団結し、堂々と暴走政権を打破していかなければならないだろう。




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山田宏からのメッセージ


「政府の『狂気』と国民の『正気』」


 21日に開催した「『謝罪談話』に抗議する集会」は、急な呼びかけにもかかわらず400名を超える参加者で会場が溢れた。直前まで参加者数を心配していたが杞憂だった。


 そもそも日韓併合は、わが国が「謝罪」すべきことなのか。日韓併合の36年間に、朝鮮半島の人口が倍になり、平均寿命が30年以上伸び、100に満たなかった小学校が5200校になり、識字率が4%から61%に上がり、帝国大学ができ、上下水道が整備され、耕作地が倍になった。日本時代があったればこそ、朝鮮も台湾もその後の経済成長の素地ができたのが事実。現に台湾からは「謝罪」など要求されたこともない。

 菅首相が「謝罪」したいのなら、なぜ同じ日本統治があった台湾にも謝罪しないのか。そこに信念のかけらもない卑屈な外交姿勢が見える。今回の集会の大盛況は、政府の「狂気」が、少しずつ心ある国民の「正気」を呼び起こしている証だろう。




○ 菅首相「謝罪談話」に反対する署名のお願い

日本創新党は、良識ある多くの国民とともに、改めて政府に抗議します。署名運動にご協力ください。

http://www.nippon-soushin.jp/information/signature.html




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山田さんが書いている、21日の謝罪外交反対集会には、私も参加してきた。




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400名を超える参加者で熱気あふれる中、私も壇上で「一緒に戦いましょう!」とご挨拶してきた。


誇りある日本を、千葉から ~千葉市議会議員・田沼隆志の挑戦-syazai  photo:02





日本の誇りのため、私はこの談話の異常さを、訴え続ける。


民主党内の保守派の動きに期待しつつも、現在の政権を糾弾する。


暴走する民主党政権と、どこまでも、私は戦うつもりである。