オバマ大統領が、就任した。米国は新しい時代に入るのかもしれない。



私が強く印象に残ったのは…彼の「げんかつぎ」である(笑)



リンカーン同様に列車でワシントン入りしたり、リンカーンが使った聖書に宣誓したり昼食会を同じにしたり、キング牧師やケネディの就任演説を研究したり…



偉大な先人と自身をだぶらせ、ヒロイックなまでに、大統領という職務の神聖さ、そして新しい歴史が始まる斬新さを、内外にアピールする姿勢である。

例: http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200901210011a.nwc


もちろんそれを、米国民は、全く自然に受容れている。

まさにこれは、アメリカが歴史を知っている国であることを、象徴していると思った。




そのことを、敬愛する西村真吾代議士は、的確に表現している。



○黒人大統領誕生と歴史を知るということ
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=403



ついでながら、この中で西村議員は、ハッピーマンデーに関しても苦言を呈する。


「ところで、このようなアメリカ人は、ナショナルデーの日付を変えることはないだろう。例えば、アメリカ独立記念日を七月の第二月曜日とすることはない。しかし、日本人は祝日の日付を連休を続けるために平気で変えている。ここにも、歴史を知るアメリカ人とすぐ忘れてしまう日本人の差が現れているのだろうか」



私も100%同感であり、以前から祝日法改正を訴えているのは、ご承知の通りだ。
(以前の投稿 
http://ameblo.jp/tanuma/entry-10054167362.html





オバマは、ニューリーダーでありながら、アメリカ建国の輝かしい(と国内では思われている)歴史を踏襲しつつ、国内外をリードしていくだろう。もちろん、新しい歴史を作ることを非常に意識しながら。



「歴史の中にいる」という感覚が、どれだけ誇り高い勇気ある行動や、人々の団結と使命感を生むものであるか、日本はもう一度再認識しなければならない、


オバマを見ながら、そのように、私は深く思った。