常々注目している、東国原知事のブログにも、私と同じ意見(http://ameblo.jp/tanuma/entry-10190769804.html )が。




○「それにしても国政が混迷している…」

http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-10189655107.html




国政混迷とともに、その原因というか結果というか、メディアもひどいままだ。

麻生降ろしが楽しくて仕方ないのだろうか。無責任で腹が立つ。




私自身は、麻生首相は本気とは思うが、官僚支配下の自民党では改革はできないだろうと考える。定額給付金についても、効果がよくわからない。



一方、渡辺喜美氏は離党した。その言葉自体は正しいと思うが、なぜ離党なのかがピンと来ない。

私自身の見解は、以下の三浦氏と全く同感で、「我に大義あり」として同志を募るべきと考える。離党はいつでもできる。国家国民のため、捨て身で賭ける信念に基づいているように思えない。

http://www.election.ne.jp/planner/63595.html

国民目線は大事だが、国民受けとは違う。その辺を国民は、たとえメディア報道が偏っていても、敏感に感じ取っているように思う。

(※実際、裏事情で、花岡氏が書いているが、自分の選挙区事情があるようだ。

http://www.melma.com/backnumber_142868_4354214/





制度疲労で改革力の尽きた、自民党。

政局主義で無責任な、民主党。




国民はいま、本当に、国家国民のことを国民の目線で本気で考えてくれる政治を、渇望していると思う。
私に力があれば、愛国系改革政党を立上げたいが、いまはその力がない。

私は県政への挑戦をしているが、国政がもう1年以上不毛なままなのは、正直言って本当に残念でならない。

国民目線に立った、日本再生を掲げる政党が生まれるために、一刻も早く政界再編が興って欲しい。

しかししばらくは、難しいようである。日本が持つか…心配でならない。








国政への怒りを、特に自民・民主党に向けてしまったが、2大政党制自体は否定しない。

ただ私は、地方には、2大政党制を持ち込むべきではないと考えている。



とはいえ稲毛区の場合はそもそも県議は2議席しかない。そして稲毛区民は、メディアに敏感な知性派が多い。

ゆえにどうしても、自民か、民主か、という見方になる。国政報道に左右される。私もそうだった。



しかしやっぱり私は、政党制度をちゃんと機能させるためにも、自民・民主という枠組みを早く変えるべきだと思うのである。

だから私は無所属を「選んだ」のである。

そのことを私が、ずっと主張し行動してきたのは、ご存知の通りと思う。

http://ameblo.jp/tanuma/entry-10067887797.html



幕末志士のような、本気の愛国者たちが、政治に集って欲しいものである。

国家国民のためという前提の議論であり、かつ本気で捨て身の政治家たちであれば、現在の仕組み(小選挙区制、2院制)でも、十分機能するだろうと思う。

今、政治を刷新するために大事なことは、「本気」「愛国」だと思う。






しかし最近、小泉元首相が、一院制や大選挙区制を言い始めた。麻生首相も乗り気のようだ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011800122

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090118-OYT1T00526.htm

国会や選挙の制度を変えて、ねじれ解消、自民救済を果たしたいのだろう。



確かに現在の参議院は、あまり衆議院との差がない。

それでいて解散がないから、民主党は反対戦術を採るし、同時に衆議院の優越は揺るがないから、時間がかかるだけとなる。



9月の解散前のウルトラCとして、こういった政権公約を提示して、そもそも参議院発の「ねじれ」が生まれない制度・構造にしてしまうのは、自民党としては必殺技なのかもしれない。国益にもかなう。支持も得られるかもしれない(私自身は、その内容を見なければ、まだ評価不能)。



だがどちらにせよ、自民がその手を使うなら、衆議院の3分の2があるうちにやるだろう。どうせ民主は反対だろうからだ(それでも通せるのは法案だけで、憲法改正は解散には間に合わないので、長期的にやると言っているようだ)。

となると、国会の会期中に60日を迎えるには、遅くとも4月までには衆議院を通さなくてはならない。



ということで、このようなウルトラCを本当に出すなら、この春までが勝負だろう。



※春を過ぎると、3分の2も使えなくなるため、自民党は追い詰められる。マニフェストは所詮口だけなので、自民党への信頼回復は難しい。私が自民党総裁なら、かなり具体的な改革案を出し、かつそれを一部は通しておくことで、「信頼云々よりもあの改革に賛成」と持ち込むしかないと思う。

(というか、もし総裁なら、まず自民党改革をやって、幕末志士党にするけれども…)


このような内政、というか国会運営ばかりに気をとられる総理は、お気の毒だが(今のことを言っているのではなく一般論として)、そこでぐっと目線をあげて、国家国民のために、新しい日本の姿を示して欲しい。

私は竹中元大臣に全ては賛同していないが、この言葉には賛成である。危機感を持ちつつ…


「日本には、まだまだ改革しなければならないことが、たくさんある」