7月25日
朝の駅立ち。シャツもびしょびしょになった。
シャツをかわかしつつ、昼間で事務。またたまってきた。急がねば。
午後、都内へ。
新橋で祭りをやっていた。そうか、こういう都心だと、土日より平日の方が祭りのやりがいがあるのか、と勝手に納得。
実は私は、東南アジアの文化や料理が大好きである。いつか東南アジアに旅行してみたい。
そのあと、東京財団のシンポジウムを聞くべく、虎ノ門の日本財団ビルへ。
前職、アクセンチュアの、すぐ近くのビル。懐かしい。
講演のテーマは「分権時代の地方議会改革」
地方議会があまりに機能していないことに対し、改革派首長たちが、海外視察なども含めた研究の提言をする会だった。
橋本・前高知県知事や、木下・前佐賀市長、福嶋・前我孫子市長、石田・前犬山市長などが、提言。
http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=97
いくつか、心にとまったコメントを記す。
「地方議員はほとんど、自分の選挙に有利となるための、後援会活動ばかりやっている。本来やるべき、議会活動を、全然やっていない」
「長い間やっている議員ほど、よいアイデアは出てこず、ダメ。それを選ぶ有権者も良くない。経験的に言って、1期、2期の若手議員の方がいい」
「もっと議会の機能をフルに活用すべきで、たとえば議長もたらい回しで1年ずつやるのではなく、4年間やるべし。ちゃんと選挙で選んで。権限はあるのだから、議会の権威を確立すべき」
「議員は発言が無責任でもすんでしまうため、議会活動がおろそかになる面がある。あるいは反対ばかりとなる面がある。行政側からの反問権を付与すれば、すぐに議会は一変する」
「議員同士での議論が全然ない。特に古い政党は皆無」
「市長も議員も、市民と定期的に、政策の進行状況を対話するべき。議員の場合は、自分の選挙区以外にも行くべき」
大変勉強になった。やはり千葉にこもって、後援会活動だけやっていてはいけない、もっと大きな視野を持つ人間にならねばと、改めて自戒する。
これまでの延長のような政治をやりたいのではないのだから。
そのあと、日本教育再生機構に出勤、御徒町へ。
道徳の教科書作りについて、議論がすすむ。道徳再興は、私の悲願だ。
更にそのあと、政策勉強会に、京橋へ。
やはり白熱し、4時間半メシも食わずにぶっ通しで議論。本当に正道で、千葉県を良くするための方法を、議論している。
またもや稲毛に帰るのが12時を過ぎてしまった。
更に更にそのあとも電話で打ち合わせ。深夜となる。
翌朝の倫理法人会のモーニングセミナーは、断念。残念&申し訳ない。
7月26日
各地でお祭りに参加。
といっても、どこで今日お祭りをやっているのか、全然わからないため、ご縁があったところだけにお伺いする。
祭りこそ、日本の心。私はお祭りが大好きだ。何かお手伝いできることがあったら、ぜひやっていきたく思う。
7月27日
丸半日、祭りの後片付けを、お手伝い。パンツまで汗でビショビショに。
肉体労働で現場のお手伝いをすることが、現職でもない私には、大事と思っている。
「口だけでなく行動」「大きな事を言う前に、一つの実践から」がモットーである。
そのあと、所用で、東京の六本木ヒルズへ。懐かしい。
そこで、本当に偶然、今度私たちの合唱団が共演するコンサートのソリスト、王 霄峰さん が演奏されている場面に遭遇。
いい音楽だった。私たちのコンサート(9月21日)も、楽しみだ。
7月28日
前日は、島根県益田市の市長選挙の投票日。私も応援に行った、福原慎太郎さんが、見事勝利!
全国最年少市長の誕生だ。
この勝利に、夜中は感動と興奮。
日中は、政策勉強会の打ち合わせ、
コンサル関連事務、
応援者との会議、
夜は人と会う、
と多忙に過ごす。
7月29日
コンサル関連事務で大慌て。
その関連の打ち合わせで、夕方、市川に。立花隆ゼミのときの経験が活きるかもしれない、仕事に。
そのあと、またもや虎ノ門の、日本財団へ。鍵山秀三郎さんの講演会に行く。
いつもながら、またもや深く感動する。なぜここまで、心を打つ言葉が言えるのだろう・・・やはり実践を通しているからだろう。ぜひ多くの方にも知って頂きたい言葉がたくさんある。まずは「鍵山秀三郎」で検索を。
http://www.souji.jp/index.html
(講演の例)
http://www2.shizuokanet.ne.jp/sabu/hidesaburo.html
http://www.chichi.co.jp/seminar/1079.html
http://www.ttcc.or.jp/lecture/85/4i.html
さらにそのあと、東京で、人に会う。またもや終電で稲毛に戻る。
7月30日
朝飛び起きて、コンサル関連事務や、夜の政策勉強会の資料作りなど。
昼、コンサルの営業に。工場、設備も見学。すごい投資だ。勇気に感服。
男気のある経営者は、微力ながら、本当に私も応援したくなる。ご縁の発展を願う。
そのあと、倫理法人会関連で、面会。
倫理法人会は、私が政治でやりたいことを、経営を通じてやろうとしている団体。そうでなければ私もここまで、会費を払って、苦労して早起きして勉強会に行ったりなどしない。普通の政治家も、ここまでやることは、まれだ。
しかし私は常に、票になるならないではなく、良いものは良い、の原則で判断したい。倫理法人会の良さを、多くのリーダーたちに、知ってもらいたいと思っている。
夕方は会食。
しかし短時間でお暇し、県北部へ、政策勉強会。移動が大変だが仕方がない。合宿に向けて協議。
夜、またもや12時過ぎに、稲毛に戻る。
この日は更にそのあと、コンサル関連事務で、徹夜で頑張る。
7月31日
たまった事務に急ぐ。8月には事務所体制を向上させたい。
夜、アクセンチュアの先輩・後輩と、久しぶりに会食。池袋。楽しかった。
翌朝早いため、その晩は池袋の安宿に泊まる。
8月1日
早朝から都内で、コンサル関連の面会。
そのあと政経倶楽部 。野田代議士と、会員メンバーとの、質疑応答。
さらにそのあと、コンサル関連の面会。
政経倶楽部では、私も野田さんに、質問。
「2~3年後の、ポスト政権交代、ポスト小沢はどうなるのか」
「民主党は、特に政権交代という”夢”がかなった後、若い人に希望を与えられるメッセージがあるか」
「本来あるべき2大政党制の軸はなんだと考えるか」
野田さんは
「2~3年後の夢を考えるより今は1年以内の国民生活に取組む」
「民主党から政界再編をしかけることはない、寄ってくるものをふるいにかけることはありうるが」
とのことだった。
また、いまマスコミが注目している、民主党代表選に関する、野田さんの質問と答えもあったが、オフレコなのでご容赦を。
昼食は政経倶楽部の新会員の方とご一緒する。若手経営者たちの博識に驚く。やはり意識の高い人はすごい。大変刺激になった。
稲毛に戻り、事務。メールの返事もまま打てない。でも「忙」→「心を亡くす」とならないようにしたい。いまは結構なりがちだ・・・
夜、お祭りのお手伝いに。子供がかわいい。
さらにそのあと、人と会う。いろいろ、勉強になる指摘。誠意からの指摘ゆえに、まっすぐ刺さり、つらいがありがたい。日々修行、一日一生だ。
特に人とのご縁は、大切にせねばならない。
8月2日
結局ほぼ徹夜で、倫理法人会へ。
保護監察官の方の講話。犯罪者などが仮釈放されたあとの、保護観察の仕事の様子と、経営者への就業支援のお願いのお話。
釈放者の再犯罪率は、仕事に就いているかどうかで、大きく異なる。
有職者は7.3% だが、 無職者は39.6% とのこと。
お金に苦しんだ人が犯罪に走ってしまうことを表している。
経営者は、雇用という、最大の社会貢献をしている。しかしながら、経営の苦しい企業は、非正規に頼らざるを得ない実態もある。
そして行政では既に、非正規雇用者の正規雇用化などを求めている。
ここで更に、前科者の就業支援をすることは、確かに高い要求をしていることとは思う。
できれば法人税の減税など、企業を応援する政策を打ち出したいが、それも簡単ではないだろう。
せめてその大変さを十分わかりつつ、心を込めて、協力を求めていく姿勢が、行政も政治にも必要と考える。
私は、頑張る経営者を応援したいと、いつも思っている。