各方面から、「忙しそうだね」と言われる。
この「手作り奮闘記(日記)」ゆえだろう。
でもこのペースは、昔から続けてきたペースであり、ただそれを公開しているだけである。
そもそも、世の経営者は、「365日中5日しか休まない」という人もたくさんいる。まだまだ私は甘い。
とはいえ、私を知る人はみな知っての通り、私は器用ではない。すぐ、夢中になったり、逆にいろいろやっているようで何もやっていなかったりする。
自分のコントロールが大切だ。
その意味でも、日記(半月毎だが・・・)は、よい振り返りの機会だ。
・
6月18日
出勤。
勤務後、上司と、いろいろ今後について話す。
「自信と謙虚と誇りは三位一体」という言葉に感銘。その通りだ。自信があれば、謙虚になれるし、誇りが生まれる。
ではその自信を生むには、、、
①やはり実践をやりきった、ベストを尽くしたと思えることからだろう。ひたすらな実践が大切だ。凡事徹底。
②あとは「負い目をつくらないこと」だろう。自分がやましいと心に感じている限り、自信は崩れる。
倫理法人会の「信ずれば成り、憂えれば崩れる」のとおりだ。
6月19日
朝、駅立ち。たまには、少し遅い時間に。子供が多い。私は子供好きなのでうれしかった。
そのあと、経営コンサルに、幕張へ。事業展開では、参入前の種まきと、参入後のやるかやられるかのガチンコ勝負を、しっかりわけましょうと進言。経営資源も限られているし。その中での決断こそが、強みとすべきだ。
お昼から、マニフェスト勉強会メンバーと、打ち合わせ。合宿などを計画する。
その前にお気に入りの、ラーメン虎の穴 で昼食。こってりとんこつ好きの私には、最高においしかった。(写真撮り忘れ)
そのあとは会合。遅くまで話し込む。忙しかった。
6月20日
出勤。
夜、前職(アクセンチュア)の後輩と、新丸ビルで会食。若い人は好きだ。
前職は、人によって、人間関係を大切にする人しない人の差が激しかった。彼は前者で、私の決起大会にも来てくれた。
苦しいときに助けてくれた人のことは、いつまでも忘れられない。できる限り恩返ししたい。この日は彼の悩みを聞く。役に立てたなら良いが。
当日は近くの、贔屓にしている沖縄料理「うりずん」へ。以前、沖縄戦跡巡りのときの縁で、応援している。
6月21日
午前、イベントに参加。たくさんの知り合いと再会する。地元は大切にしたい。
昼、急ぎ戻り、資料作り。土曜に事務をしたくない、外に出たいのだが、〆切があるから仕方ない。
そのあと千葉のコンサートに。歌い手さんの演技力に感心。
夜、地元有志での、子供向けイベントの会合。若い方々(といっても私より皆さん年配だが)は、何かをやるぞというエネルギーがあり、大変刺激になる。一緒に、よい稲毛を作りたい。
カラオケに行き、私も久しぶりに歌う。そこでも新しいご縁が。出会いに感謝。
更にそのあと、もう1件、会合。12時を回っているか。明け方まで話す。信頼関係あってこそ。
6月22日
事務を進める。
午後、東京へ。築地など、久しぶりにアクセンチュア時代に行った、思い出深いところなどを回る。また思い出を作っていきたい。
雨がひどかったのが失敗。
6月23日
出勤。
沖縄慰霊の日を感じつつ、たまった仕事を片し、終電まで頑張る。
6月24日
出勤。
夜、政経倶楽部のセミナー。森田さんの話も良かったが、林先生の話が良かった。大きな理想を持つ男でありたいと思う。
そのあと宮崎料理の店で打ち上げ。東国原知事の等身大の絵が。
就任一年目は売上も大幅UPしたが、今年はそれには及ばない、とのこと。
とはいえ宮崎県にとっては天恵だろう。東知事が注目されているうちに、宮崎ブランドを如何に創り定着させるかがポイントだろう。
ついでだが、東知事は、自分の言葉を持っている。それが総理にしたい男No1と国民に思わせるのだろう。
ただ、全国への宮崎PRだけでは、実績がついてこない。橋下知事のように、県内、県庁内での戦いも、同じく重要なテーマではないか。
「宮崎をこう変える」という絵を描き実行することこそ、行政の長たる知事の、本領発揮どころ。改革のすごさでも有名になって欲しいと、期待している。私は二人の知事はいつも注目している。
6月25日
出勤。
夜、政治勉強会で、県北部へ。メシも食わずに4時間議論。また稲毛に戻るのは12時を超えてしまった。
でもダイエットになるからいいか。
6月26日
朝から、作成する資料の調べもので、慌てる。なんとか間に合う。
3時から、事務局会議。また4時間弱。ちょっと合理化が必要だ。
夜は会合。有名な、千葉の馬酔木に行く。
重厚な作り。私も高校の頃から行っていた。こういう建物が中心街にあるのは(中身もよいが)千葉の誇りだ。
地下のバーは(地上もだが)いろいろな調度品があった。
グラスの絵がかわいい。
なじみの客が多いという。こだわりの店には、こだわりの客がいるのだろう。
私は、プライドを持って我が道を歩む人が好きだ。店も。頑張って欲しいと思う。
6月27日
出勤。
教育再生運動を、多くの人に知ってもらう、ツール作りについて。私を応援してくださる方々にも、何を私が願い働いているのかがもっと理解いただけるものとなるよう、良いものを作りたい。
そのあと打ち合わせ。シンポジウムの成功報告、道徳教育推進の議論など。
更にその後、上司が講師となって、神皇正統記の講義。これはすごい書物だ。「取り戻そう!日本の心」を訴える私としては、ぜひ日本の本質であるこの書物に、学びたく思う。
この日はいろいろ、私や職場の体制も変わって、記念日の会食。また終電となる。
6月28日
結局2時間睡眠だったが、倫理法人会で、幕張まで。
講話は、いい話だった。
「社長が変る、社員が変る、社風が変る」
「社員は社長の喜ぶ顔が見たい」
「社員はトップを良く見ている」
耳の痛くなる、でも本質を突いていると思われる言葉ばかり。しかも実践=経営建て直しを、本当にやり遂げた結論として語られるから、強力な説得力、迫力がある。
やはり口だけではいけない。行動だ。私自身も肝に銘じなければ。そして口だけの政治も正していかねば。
昼はバタバタと事務をやり、夜は合唱団からたちの 練習。合唱で最高難易度といわれる、バッハのモテットに取り組む。
これは本当に素晴らしい曲だ。本当にバッハは、天才だと思う。緻密すぎてオタクともいえるが、それもあそこまで極まればもう絶賛としか言いようがない。
こういう曲を歌えるのが、本当に合唱を続けてきて良かったと思える瞬間である。
知る人ぞ知る、最高難易曲、「Singet」。ダブルコーラスの8パートで、高らかに神の祝福をうたう。
私の合唱暦17年の中でも、最も壮大で美しい曲のひとつ。
1789年モーツァルトがベルリン楽旅中に、ライプツィヒでこのモテットを聴き、大変に感激したという、有名なエピソードがある。
(試聴)
http://cnt01.labelgate.com/morawin/top/package/80312145/706301743065/clip-706301743065-01.asx
http://www.amazon.co.jp/gp/music/clipserve/B00000DLX5003001/1/ref=mu_sam_ra003_001
私は「取り戻そう!日本の心」と言っているが、実は西欧の心についても、歌、特に宗教曲を通じて、かなり感じてきたと思う。イギリスに旅行に行ったときは、どの都市でもまず教会に行った。音楽的な響きの良さや建築の美しさもあるが、その地でどういう役割、心作りをしているかがとても関心があったためである。
何百年も、美しい歌を、歌い継ぐ。上記曲も、作曲からまもなく300年が経とうとしている。
これでは、西欧の伝統が強力に行き続けるのも当然だ。
日本精神復活を願う、私にとっても、学ぶところが多いと思っている。