つい先日の、早朝勉強会にて、
ある方が、私のブルーリボンを見て。
「拉致問題は、憲法改正を放っておいたツケだ」
「戦争をしたいわけでは決してない。しかし日本は戦う意思がない国だから、北朝鮮になめられ、拉致も起きたんだ」
同感です。
日本の外交と防衛に対して、強い危機を私はもっています。
また同時に、拉致が起こってしまった、治安の現状にも不満が強いです。
以下、私の拉致への考えと、治安政策の提案を書きます。
●ご存知の方も多いですが、私は政治を志すはるか以前から、拉致問題解決を、訴えてきました。
私の原点は、ペルー大使公邸事件でもあり、また外交官になろうとしていたこともあり、
同胞を守ることに、大変強い関心をもっています。
加えて、私がアクセンチュアのときポルトガルに研修に行ったのですが、
そこで現地で医療をしている日本人医師の方に大変お世話になったこともあって、
「日本国民を守る」ということには、人一倍強い思いがあります。
ゆえに、小さなことですが、ほとんど100%、私は拉致家族会支援バッヂ=ブルーリボンを、つけています。
(選挙のときのポスターにも、ブルーリボンを入れました。こだわったんです)
リボンを売っているのが、救う会です。
一人でも多くの皆さんが、ご賛同いただけることを、祈ります。
(田沼に言っていただければ、まとめて購入しても構いません)
救う会 ブルーリボン申込み
http://www.sukuukai.jp/index.php?itemid=1145
サイトには(なぜか)書いていませんが、ブルーリボンはなんなのかというと、
バッチ社会である北朝鮮は、日本で多くの人が「拉致反対」のバッチをつけているのをみると、
相当な脅威を感じるはずなので、
日本国民からのメッセージとして、バッチをつけることを訴えています。
私もそれで、公私ともども、バッチを常につけています。
●そういえば・・・・2年前、拉致のセミナーに参加したとき、産経新聞の記事に、偶然、田沼が出ました。
いままでブログに載せていなかったようなので、引用します。
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○「奪還あきらめない」拉致被害者家族ら決議
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/chiba/060723/kiji04.html
「拉致問題の現状と解決への道」をテーマにした「千葉建国塾講演会」(同塾主催、産経新聞千葉総局など協賛)が22日、千葉市中央区の千葉市民会館で開かれ、姉のるみ子さんを北朝鮮に拉致された増元照明・拉致被害者家族会事務局長の講演とパネルディスカッションが行われた後、「拉致被害者奪還をあきらめない」とする決議を全会一致で採択した。決議は水野賢一衆院議員(自民)から、首相と衆参両院議長に届けられる。
増元さんは講演の冒頭で「若いころ、どんなときでも、姉は自分をかばってくれた」と姉と暮らした日々がどれほど楽しかったかを話した。「だからこそ、何の罪もない自分や家族の人生を壊した北朝鮮を許せない。救出するには経済制裁しかない」と力を込めると、会場から熱い拍手がわき起こった。
塾長の宍倉清蔵・同市議が、決議案を力強く朗読すると会場には拍手と歓声が響いた。
講演会に参加した同市の会社員、田沼隆志さん(30)は「普通の家族が国家テロで引き裂かれたことに憤りを覚える。声をあげることで少しでも救出に近づけば」と話していた。
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増元さんが言った、
「拉致被害者10人を守れない国家が、一億二千万人を守れるでしょうか?!」
今でも忘れられません。
●そういえば昔のブログ記事にも、平成18年12月ですね、セミナー参加報告がありました。
http://ameblo.jp/tanuma/entry-10021937142.html
このときの、横田早紀江さんの訴えも、頭から離れません。
『今のままでは、子供にどう謝ればいいのかわからない』
横田ご夫妻は、捨て身で、信念を貫き、活動されているのだとおもいます。
こういう人を応援しなくて、何が政治なのでしょう。
●いまでも、千葉で拉致をされた、古川さんは、救う会があります。
古川了子さんを救う会 ~千葉商昭和48年卒業同期生~
http://2.furukawanoriko.michikusa.jp/
初めて知ったときは、
私の母校、千葉東の近く、千葉商業のご出身ということで、とても親しみを感じ、
なんとかしてあげたいと思いました。
と同時に、すぐそばに拉致の危機があることにも驚きました。
拉致は、私たち千葉県民にとっても、他人事ではないんです。
●千葉の治安は、まだまだ良いとはいえません。
東京都や、柏市などでは、「地域安全マップ」を作成し、官民一体となって治安の向上に取組んでいます。
これは、「入りやすく、見えにくい場所」で犯罪が起きるという、犯罪機会論をベースに、
地域のそういう犯罪の起こりやすい場所を、皆で確認するマップをつくり、防犯に役立てるというものです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、犯罪は、特定の場所で集中的におこります。
問題のある「人」が起こすのではなく、問題なる「場所」が起こすのです。
だから「場所」を、見つけ、注意し、直していくことが、治安向上策としてはとっても重要なんです。
よくご存知の例だと、ニューヨークの地下鉄の例。
ジュリアーニ市長が、汚れていた地下鉄を徹底的にきれいにしたら、犯罪も壊滅しました。
「割れ窓理論」といって、割れ窓=管理されていない状態、が放置されていると、次の割れ窓がおこりやすい、という法則があります。
ゆえに、割れている窓をなくす=徹底的に掃除する、という政策で、犯罪を激減させました。
冒頭の「地域安全マップ」とは、同じくこの割れ窓理論を適用したもので、
各地に割れ窓=未管理地帯がないかを確認するものです。
私は、県政の政策として、この割れ窓理論を応用した、地域安全マップの導入を提案したいと思い、勉強をしています。
皆さんは、いままで、このような具体的な防犯対策を、聞いたことがありますか?
せいぜい「空き交番の解消」「警官増員」など、ばら撒き予算型の、政策しか耳にされたことがないのではないでしょうか?わたしはそうでした。
しかしばら撒き予算型政策がうまくいくなら、どうしてここまで治安が悪化したのでしょう? もうそんな政策には限界があるのです。
逆に最新の犯罪理論では、こういう研究がなされ、実際に成果も大きくあげている。ほかの自治体もどんどん取り上げています。
そういえば大阪でも商工会議所が、研究していました。上から5番目です。
http://www.osaka.cci.or.jp/j/H19/page_02-2.html
美しいまち、安全・安心して過ごせる「大阪」
1 「まち再生ワーキンググループ」が発行した割れ窓理論事例集の活用や防犯対策セミナー・シンポジウムの開催など啓発・普及事業を展開する。また、行政、まちづくり団体などと協働し、落書き、放置自転車問題などの解決に取り組むほか、「『歩道を広く使おう』キャンペーン」、「ミナミ賑わい創出事業」などを実施することにより、大阪の治安向上を図る。
これが最新の、現状です。
千葉の治安政策も、進化しなければならないと、思いませんか。
県政の改革を訴える人間として、拉致の悲劇を二度と繰り返さないためにも、
治安の強化にはしっかり取組みます。