私は無所属=バックも何もなし、ですので、特に応援しなければならない、しがらみなどはありません。

今回は純粋に、主張内容から判断したいと思っています。



これからじっくり判断しようと思っていたら、偶然千葉近辺で演説に出会いました。



kyosan  共産党の浅野さんが、千葉銀座で演説していました。




abe  なんと! 安倍首相もいました。何度もテレビで使われた映像は、千葉で撮られたものでした。

すごい人だかりでしたねー SPもいっぱいでした。





しかし、参議院選挙は、すごい選挙ですね。全県でやりますし、、、

いったいいくらのお金がかかることやら、、、 おそらく数億円単位までいくのでしょう。

特定の組織などもついていないと、ポスター貼りすら終わらないでしょうね、、、県内に何箇所掲示板があるのでしょう、、、


バックが何もない中で挑戦した私にとっては、そして稲毛区内がせいいっぱいだった私にとっては、同じ選挙とはいうものの、全く隔世の感です。



そして恒例?の、田沼分析です。

等身大の元会社員だからこそできる・言える、政治の常識非常識診断!』などとでも、銘打てばいいのですが(笑)

(前回の概観は、こちらです http://ameblo.jp/tanuma/entry-10038683331.html  )



「候補者数が少ない」という意味では、有権者としては比較選択がしやすいですが、いかんせん大規模すぎて私たちに情報が入ってこない。

おそらくこのブログをご覧の多くの皆さんも、「千葉県では議席が3つで、新人8人が立候補しているらしい」くらいしか、情報が入ってきていないのではないでしょうか。



ゆえに党首のテレビ取材などに、判断を置かざるを得ません。今後も相当、マスメディアが、戦況を左右するでしょう。

逆に言えば、メディアの姿勢をよく見抜き(というか冷静に突き放して)、他の材料から独自に判断できると、よいと思います。



特に私は個人的に、選挙のときだけのきれいな言葉キャンペーンにはうんざりしていますので、何事でも行動実績を重視しています。

しかし、今回は全員新人。現職候補者ならば、6年間の実績を検証すればよいですが、新人ですので、行動結果はなかなか見難いですね、、、

ただし元県議や国議の方もいますので、前職での実績や、力量、首尾一貫した行動ぶり、行動と今の訴えとの一貫性などが、大事な材料と思います。



もうひとつ、きれいごとに辟易している田沼としては、候補者の人間性を重視します。特に純粋な新人の場合、この割合が大きいと感じます。

その判断のためには、やっぱり、本人と会うことが大事でしょう。

本人を見かけたら、握手をしてみるだけでも、いろいろわかると思います。ウソはつかない正直さ、情熱の本気本物さ、人への接し方の誠意や素直さなど、、、

更にもう少し言うと、候補者の周りに居る支援スタッフたちが、どんな人たちか。党員か、有志か、若手中心か、たくさんか少ないか、などなど。組織力も見えると思います。



あるいはオンブズマンのような、党派のない団体などによる評価ですね。

もちろん、100%客観的な報道や評価というものはあり得ないことを、わかっての判断とはなります。

しかしそういった団体なども、ありませんね、、、

田沼個人も、しがらみがない意味ではやり得るでしょうが、もちろん主観的な評価にどうしてもなってしまうでしょうし、それ以上に情報分析をする余裕がありません。



そして結局、、、

結果を大きく左右するのは、私たちの目には見えない、各候補者の裏側の特定支持組織のパワーなのでしょう。

ただし逆説的に言えば、こういう組織がないのに立ち上がった候補者は、本気の政治家なのでしょう。

問題は、その裏のパワーが、私たち一般有権者には見えにくいことですが、、、



何にせよ、本当によい政治を願う無党派(有党派でもいいですが)の声に答えてくれる政治家、行動する政治家を、議会に送り込みたいものです。





関連して、前回の概観に、少しだけ加筆を。 http://ameblo.jp/tanuma/entry-10038683331.html


政治家は役人を管理できていない」と書きましたが、正確には「できていなかった」でした。


つまり、未来はわかりません。「自民党をぶっ壊す」の小泉さん、「私から変わる」の小沢さんがトップの時代ですから。政治家もどんどん変わっていく時代かもしれません。


その意味で、1つの注目点は、「党改革を本当に進められるかどうか」と言えます。

(ちなみに安倍さんは、幹事長代理のとき、党改革プロジェクトのリーダーでした。その様子がリアルに書かれているのが、『自民党改造プロジェクト650日 』という本です。これも私の、安倍さん贔屓の一因となっています)




自民党の旧態依然的新陳代謝の弱い体質や、民主党の政権交代しか理念がない本質を、どう変えるか。

そして、本気で、役人に迫れるのか。

結果責任が問われるのは当前のこと、しっかり政策実行過程も約束をしてくれるのかどうか。



なお、、、誤解なきように書くと、役人を敵にするのでありません。厳しくタッグを組んでいく、ということです。

より役人の能力を引き出し、かつ自らの方向性に導く、リーダー役となれるか、という意味です。



つまり大事なことは、、、「本気であるかどうか」

やっぱり、口だけでなく行動してくれるかどうか、一貫性を常に持っているかどうかが、大事かとおもいます。



この人は本気だ、と思える人に、私は信託したいと思っています。

私もそういった人たちと、同志になっていきたいです。