歴史を重視する私にとっては、信念に関わる記事が2つありましたので、コメントします。



●「30万人虐殺は誤り」・自民党の有志議員
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1901D%2019062007&g=P3&d=20070619


南京大虐殺がウソであることは、様々な研究で既に証明されています。
教科書でも根拠が怪しいということで、掲載されていません。

東京裁判における日本側の証言からは、虐殺の証拠は一切出てきていません。むしろ事件がなかったことの証言ばかり。
たとえ加害側だったとしても、全く証言がないというのは、おかしい。そこまで日本軍は組織的な言論統制ができていなかったのは、常識です。
被害側、加害側、双方からの証言や証拠を、本当であるかしっかり確かめて、それでこそ裁判が成り立ちます。
いやそもそも、東京裁判は誤りであったと、判事を含め、マッカーサーまでもが全員言っています。以上全て、事実です。


つまり30万人虐殺説は、根拠が極めて薄弱なのです。



30万人虐殺は誤りと、私も考えます。
この虐殺事件自体が、政治的なプロパガンダの一環として、生まれたものである可能性が高い。少なくとも鵜呑みはできません。
中国のプロパガンダ攻勢には、日本も反攻としての火消しが、必要と考えます。これは外交戦なのです。戦いなのです。


その意味で、この有志議員の発信は、大事なものですし、私も応援したいです。




●「慰安婦決議は非常識」・自民党の有志議員
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S1901I%2019062007&g=P3&d=20070619


慰安婦についても同様です。日本軍は、性奴隷をつくってなどいません。当時世界中にあった公娼制度を、同じようにやっただけです。これも研究で実証済みであり、教科書にも従軍慰安婦は載っていません。日本が謝罪を行った河野談話自体も、事実確認はできなかったのに謝罪をしてしまったものなのです。

事実がないし、かつなぜ直接の被害者でないアメリカ議会が要求してくるのか。日米関係を悪化させたいとしか思えないです。アメリカ議会も浅薄な決議がなされてしまう危うい機関だと言わざるを得ません。
「事実でもないことを決議するのは非常識」というのは本当にその通りです。


先祖を美化するつもりは全くありません。しかし存在しない罪をでっち上げられ、先人の名誉に泥が塗られるのを、私はどうしても黙って見過ごせません。
そういった「過去の人は悪い、今の私たちは良い」式の居直りを戦後続けてきたことが、日本人である自己の肯定をできなくさせ、日本の心の喪失に繋がっていると、私は確信しています。


その意味でもやはりこの有志議員の発信は大変適切とおもいますし、私もたとえ地方議員の一浪人であっても、遺憾の意を表明したいと思います。





もう一言だけ言えば、民主党です(私はほとんど、個別政党への賛否は言いませんが、今民主党が参院選を契機に政権に近づいているのは確かと思いますので、逆に期待を込めた一言を)。

本当に民主党が政権交代を目指し、国民に信託される保守政党を目指すのならば、こういった理念に関わる部分での発信をもっとやってもらいたく感じます。こういう発信はほとんどが自民党の国会議員です。感度が鈍い。

わずか数名の個人の方だけしか、行動も発信もありません。

社会党・労組・日教組系議員がいるため発信ができないのではないか、と勘ぐってしまいます。



国家の名誉に関わる問題に対しては、正しい歴史観を持つ議員が、党派を超えて、それを内外に発信して欲しいものです。

それこそが、口だけでない、行動する、外交です。