千葉日報の記事です。
千葉日報はすぐ消えてしまうので、下記引用します。

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●全議員年1回質問へ 
 年間枠を95に拡大 県議会議運で決定
http://www.chibanippo.co.jp/news/seikei/kiji.php?id=seikei07052410300401


 県議会は二十三日、議会運営委員会を開き、各会派の年間質問計画を決定した。代表・一般質問の枠は、これまでの七十六から九十五に増加。全議員九十五人が最低でも年に一度、質問できるようになった。


 昨年六月の議会運営委員会では、質問枠について全議員(当時は定数九八)が年に一度質問できるよう改正を検討することが改選後の申し送り事項となっていた。

 同日の会議で、自民党は一日の質問者数を最大六人とする党案を発表。民主、公明委員も同意し、全会一致で承認された。


 また、共産党は議事の公開や政務調査費の領収書添付の義務付けなど議会改革を求める申し入れを行った。


 これを受け自民党委員は、本会議で一人の議員が三回までしか質問できないことに疑問を呈し、回数の増加を求めた。民主党委員は、議会運営委員会内に議会改革に取り組む特別ワーキングチームの設立を求めた。


 これら議会改革について各会派で持ち帰り、来月五日の同委員会で検討する。

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無所属の私にとっては、質問枠の増加もうれしいですが、

やはり喜ばしいのは、質問回数増加の動きです。



昔私も投稿しましたが、 http://ameblo.jp/tanuma/entry-10017532830.html
議会に緊張感とスピード感をつくる、すなわち議会の生産性を高めるためには、

もっと議会の運営の仕方そのものを変えていかねばなりません。



緊張感とスピード感のある審議であるからこそ、深い追求ができ、答弁側の再考を引き出せるのではないでしょうか。

国会での、委員会質疑でも、徹底的にやりあうこのスタイルだからこそ、行政側への圧力となっているのではないでしょうか。

議会の使命である、行政へのチェック、それはいかによい質問をするかにかかっています。
内容面の深化のために、今回の改革は、歓迎です。



また、おそらく多くの方は、県議会を傍聴されたことがないとおもいますが、それは単なる有権者の政治的無関心ではなく、ずばり、議会がつまらないのです。
というよりも、わかりにくいのです。


表現は、内容も大事ですが、方法も極めて大事。
その意味で、大切な内容を扱っている議会も、より内外に「見せる議会」となるべきと考えます。

国会の委員会質疑も観ていると、モノ・ヒトによっては、迫真の対決のようで、結構おもしろいです。




今後も、私が以前から主張している、『身近な議会、オープンな議会作り』のために、


・質問回数撤廃
・対面型の机配置
(国会の場合は、委員会が対面ですね。県会の場合は、委員会はよりフランクな場なので、本会議を対面にするのがよいと考えます)



を、引き続き、訴えていきたいです。