麻布ではたらくアラフォーのアメブロ -5ページ目

ラナンキュラス

今日、恋を終わらせた。

仕事中に。最後はメールで。

気持ちは当然波だっていたのに、涙も滲まず、にこやかにフロアに出てゲストをアテンドしている自分が不思議で、大人になるってこういうことなんだ、っても思った。

いろんなことでタイミングがずれたかな。

出会いから一緒にいたり離れたりを繰り返して(その間私は他に恋をしたりした)10年に渡る私達の恋は、蕾のままで、咲きかけて朽ちてしまった。

今は地面に落ちてしまった蕾にごめんね、って言ってみる。

上手に咲かせることが出来なくてごめんね。

それはきっと、どちらかじゃなくて二人のせいだ。


彼からの最後の言葉は「本当にありがとう。感謝してる」だった。

その気持ちを心の地面の柔らかいところにそっと置いて、次は綺麗に咲かせよう。

できれば大輪の、大好きなラナンキュラスを。

オトナ遠足・最終章

さて。

久しぶりの恋バナの後に恐縮ながら、オトナ遠足最終章はオッサン全開。

よりによって東子さんのライブを堪能した後なのに、なぜ…・笑。

ライブ前に散々お昼から食べて飲んだからお腹は空いてないんだけど、時間はまだ早いし、街は賑々しい。

お互い久しぶりに会えたし、このまま帰るのももったいないよね。

…そして私達は夜の横浜をさまよい始めた。

次々とお店をのぞきながら、何が食べたい?とチェックして相談。

イタリアン…ランチとかぶる

ジンギスカン…ラーメンと一緒のメニューは邪道だよね

フレンチ…重い


中華?う~ん。


そして、さ迷うこと30分。

お魚が食べたいねとなり。

そして見つけた一軒の小綺麗な和食屋さん。

清潔感のある作りに、ガラス越しに楽しげなサラリーマンのグループが数組見える。

リーマン集まるところに外れナシ。即決。

この勘どころが見事的中。

お造りはもちろん、美味しそうなお品書きから選んだお料理はどれも絶品。

カウンターで調理するのは店主と若手の男性。大忙しで感じよくきびきび働いていて。

そしてその中でも、クリームチーズに酒盗を併せた一品が最高だった。

塩が強すぎず、臭みがなく実に美味しい酒盗にびっくり!

すかさずビールを冷酒に切り替え、お酒が進む進む・笑。


早速友達が女将さんを捕まえてリサーチしたところ、知り合いの方にその日の分だけ作ってもらってるそうな。


なるほどね~。 だからだ~。とうんうん頷く私達。

瓶詰だったらあわよくば買って帰りたかったけど、これはまた来るしかない。また来ようね、なんて話してたら、感に堪えないように彼女が言った。

「しかし、私達っていつも美味しいものばっかり食べてるねぇ」

「そりゃそうだよ~。だっていいオトナがあれだけ妥協しないで美味しいもの探して歩き回ってるんだもん」なんて私も笑いながら、二人でまた乾杯。

美味しい食事とお酒、美しい音楽、綺麗な海、そして大好きな友達。

それらを全て堪能して幸せすぎるオトナ遠足はこうして終了した。


また行こうね。

そしてまた一緒に美味しいものを探しだそう・笑。

落ちて気付くもの

今日はオトナ遠足続きのお話の前に恋のお話。


先だってからずっと、人を介して個人的に一度お話ししたいと言ってくれる方がいて。

お付き合いしている人がいるのは聞いたけれど、日曜のお昼にお茶くらいならいいでしょうと押し切られ、知人の顔を立てる意味もあり会うことに。


それに、実は今の彼と停滞していて、将来をいろいろ考えるところもあって。


そして今日。

その人はスマートな話術でビジュアルも良好。

洋服の趣味、クルマ、仕事もOK。

話しをしながら、申し訳ないが嫌いなポイントを懸命に探してみようと試みたのだが、見つからない。


ただ一点を除いて。


…胸がキュンキュン(笑)しないのだ。

別れぎわに、ぜひまた会ってくださいという会話にとりあえず笑顔で帰ってきたけれど、メールをするかどうかずっと考えていた。


申し分ない人。

結婚、の文字もよぎる。

多分お付き合いしたらスムーズに進むんだろうなってわかる。


…でも。

何か違う。
何だろう。
やおらテレビを消して雨音を聞きながらずっと考えて、そして気がついた。


思い出したのだ。

「恋はするものじゃなくて、落ちるものだ。」

敬愛する江國香織さんの名言。


そうだった。

私はいつだってそうやって恋をしてきた。

そして数少ない、しかし数年に渡りお付き合いが続いた私の大好きなひと達は、今でもそれぞれ私を生涯の友というか、恥ずかしながら大切なひとだと言ってくれる。

誕生日やら年末やらにメールをくれて、無事でいるかどうか確かめてくれる。


そんな彼らとの恋は、例外なくそうして「落ちていった恋」だ。

それは考える時間などなく。

気が付いたら恋は始まっていたのだ。


やはり私にはそういう恋愛しかできない。


…どうやら結婚の才能はないらしい。

どうせないなら(笑)、悩まずに恋愛そのものを育てていこう。


なんだかんだあっても、一瞬で恋に落ちたひとだもの。

そんな人は一生で何人もいない。

大切に向き合おう。


今日会った人にメールは、しない。