出入国手続きを無人の自動化ゲートで行うことでスピードアップを図ろうということで、成田、羽田、中部、関西の４国際空港で自動化ゲートの設置・運用が始まっています。
ただし、自動化ゲートを使いたい人は事前に上記の４空港と、東京・名古屋・大阪の入国管理局で事前手続きが必要です。
今回成田空港に行くのでその手続きをしました。
事前にネットで申込書を印刷し、必要事項を記入して用意しておきます。その内容は、氏名（漢字）、氏名（ローマ字）、生年月日、日本の郵便番号・住所、日本の電話番号、旅券番号、有効期限、過去に自動化ゲート利用希望登録をしたことの有無、申請者の署名、日付 以上です。
あと必要なものは有効なパスポートです。
私が行った成田空港の申請場所は第２ターミナル３階国際線出発ロビー、北団体３３番カウンターです。出発ゲートに向かって一番左の一番奥にありました。
前に男女一組の申し込み者が書類の記入中でしたが、私が記入済みの書類を持って行ったので、先に手続きをしてくださいました。まずパスポートの写真のページを機械にかざして読み取りをされます。そして指紋の登録です。
指を載せる機械のガラスの小窓に両方の人差し指を載せて、指紋の中心部をしっかり押し付けます。私の場合押し付け方が弱かったみたいで３度もやり直しをさされてしまいました。ここで、もしもどうしても人差し指で登録ができなかった人は、中指での登録になるそうです。写真を撮ったり、瞳を登録したりなどは有りません。また、海外では使えないということです。
登録が完了すると、パスポートの最後の方のＶＩＳＡＳ（査証）の５０ページに『日本自動化ゲート利用希望者登録済』という変なスタンプを押してくれます。お前が希望したから登録してやったけど別に国が指紋登録しろといったわけじゃないから、なんか大変なこが起こっても日本国は責任は取らないぞ、とでも言いたげな表現ですよね。
そこに書かれたよう有効期限はパスポートの有効期限です。
つまり、パスポートを更新したら、改めて登録が必要と言う事です。
登録にかかった時間は少し余計に時間がかかってしまった私で、７分くらいでした。通常は５分くらいだそうです。費用は無料です。
混んでいなければ海外に行く日の出国前に登録することも可能です。
それでは使い方です。
出入国の手続き行う際に無人の自動化ゲートに行きパスポートの写真のページを読み取り機にあてます。そののち登録した指を機械に押し当てて指紋を読み取らせます。これで手続き完了。
もしも出入国の記録（スタンプ）がほしい場合はすぐ後の窓口に行きスタンプを押してもらうことが可能だそうです。