例えば小室哲哉
彼みたいな職人肌に
今のサブスクリプションの時代に
再生回数を稼げる曲が書けるのだろうか?
タケイマコトさんという方のツイートなんですけど、それ曰くですね
「インターネット白書読んでくと面白い。サブスクが入り初めて楽曲の前奏(イントロ)が短くなった。1980年代までの前奏の⻑さは平均約20秒。 2019 年に入ると平均なんと5秒!」
だからいかにイントロ0秒の曲が多いかってことですよね
「インターネット白書」毎年出てますけど2020年版をKindle版で買って読んでみたんです。 サブスクの音楽配信サービスだと、最初の5秒、曲が始まって最初の5秒で24%が離脱する。つまり聞いてる人の1/4は5秒で他の曲に移っちゃう。 30秒で35%が離脱。最後まで辿り着く人は50%。 というのデータが出ているんですよね。 こういう情報を数字で実際見ちゃうとサビから始めてくださいってお願いする気持ちももうすごいよくわかる笑
で、しかもこれちょっと裏事情なんですけど、音楽制作やってる側からすると再生されると言っても30〜40秒とか再生されないと楽曲使用料って入ってこないんですよ、作ってる側に。なので、なるべく一番キャッチーなサビを最初に持ってくる頭サビみたいな曲だらけになるって言うのもこのデータ見ちゃうとかなり頷けるなっていう感じなんですよね。
とりあえず聞く側が30秒聞いてくれないと 再生回数にカウントされないので
30秒継続して聞いてもらって初めて楽曲使用料が発生するので
レーベル側は イントロを5秒以内にして 5秒で聴く人の心をつかんで
途中で移ることなく、30秒は継続して聞いてもらえる楽曲を望むわけで
だからイントロなしの 曲アタマ即曲始まりの曲がテクニックとして増えるわけで
職人気質の 小室哲哉 や DREAMS COME TRUEの中村正人とかが
いくら頭でわかっていても レーベル側から、テクニックでそういう曲作れって言われても
作ろうとはしないだろうしね
音楽家のプライドが許さないだろうしね・・・