1959(昭和34)年12月に誕生するも、家庭内における精神的肉体的ネグレクトによるものなのか、元来持って生まれたものなのかはわからないが、幼少の頃から性格が少し歪んで育ってしまい、物心付いた頃から対人関係にしばしば問題を起こし、「いじめられっ子」としての小中学期を過ごす。
そんな中、中二の夏に「遺書」を書く決意をするも、一行も書けずに手にした辞書をめくり「愛」という言葉に出会う。そこから、それまでの自分の人生に無かった「愛」について探求を始めることと、書くことが出来なかった「遺書」を完成させることを人生の目標にするようになる。
まずは、人を知ることから始めるために、当時流行っていた占いやスピリチュアルに興味を持ち、「自己表現」のための「話し方」や「対人関係」のこつなどを学習して行くことにより、「心理学的要素」の勉強へ進展して行きました。
そんな折、高校入学と同時に衝撃を受けたのが、音楽による「自己表現」でした。なんと、出席番号一番の奴が自己紹介の初っ端に、特技として曲作りをしていて、既に100曲はあると言う。
最初は、ピンと来なかったけど、演奏経験のある別の同級生が、後の音楽の時限の時に「弾き語り」なるモノを教えてくれました。
「なるほど、文字や言葉で言い表せられない事でも、音楽に乗せれば出来るかもしれない」と思い、作編曲の勉強を始め、オリジナル曲作りをするようになりました。
しかし、いくら精神面での術や目標を持てても、現実の環境や生活はそう思うようには対処出来るものではありません。
自分が、自身のトラウマに対する克服を試みても、それを反撃するモノはまたぞろやって来る。
高二の秋に、それはまたやって来ました。しかし、今度は支えてくれる仲間が居ました。僕にその術を得るきっかけをくれた彼らが、「バンド」をやってみようと、救ってくれました。
その時、僕は一度死んだつもりで、これからの人生を新たに始めようと決意しました。
「たぬきばやし」の始まりです。