足立美術館
二日目は鳥取県から島根県に移動し、名所や旧跡を巡ります。
ホテルをチェックアウトし、まず向かったのは「足立美術館」です。
「足立美術館」は庭園が有名で、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による庭園ランキングで、21年連続日本一に選ばれています。
以前NHKで、ここの庭園を維持・整備する庭師さんのドキュメンタリーを夫婦で視聴したことがあったのですが、島根県にあることは知りませんでした。
ですが、旅行計画の記事を投稿した際、北九州のブロガー「古参兵」さんが島根にあると教えて頂けたので行ってきました。
米子からは車で30分ほど、開館時間の9時過ぎに到着かつ平日のため、広大な駐車場はガラガラに近い状況です。
これが休日の混雑時間だったらと思うと少し恐ろしくなりました。
庭園の整備は完璧で美しく、21年連続日本一というのも頷けました。また、横山大観や北大路魯山人の作品も豊富に展示されていて圧巻でした。
ただ、個人的に唯一残念だったのは、庭園に洋芝が植えられていた部分があったことです。
日当たり等の問題で難しいのは重々承知していますが、あれが苔であったら・・・完璧でした。
松江城
次に訪れたのは「松江城」、現存する国宝五城(松本城・犬山城・彦根城・姫路城・松江城)のひとつで、『たぬきだに』はこれで五城制覇となりました。
当時のままの姿なので、5層構造の天守の中はエアコンなどは無く扇風機のみ、急峻な階段を汗だくで昇っていきます。
そして、江戸時代と変わらぬ威風堂々の天守最上階からは、松江の街並みが360度眺められるうえ、風が吹き抜けて涼しく大満足、今回の旅の主目的が達成できました。
<さすが国宝、という佇まい>
出雲大社
松江城から出雲大社に向かう途中、前出の「古参兵」さんからご紹介頂いた日本三大蕎麦のひとつ、「出雲そば」の名店「羽根屋 本店」に立ち寄りましたが、運悪く臨時休業、出雲大社近くで十割そばの手打ち割子蕎麦を頂きました。
有名店ではありませんが、最近食べたお蕎麦の中で、最も蕎麦の香りを強く感じて大満足でした。
※日本三大蕎麦:島根の「出雲そば」、長野の「戸隠そば」、岩手の「わんこそば」
そして、出雲大社。最初の鳥居⛩️をくぐった先の光景に驚かされます。
普通、参道は真っ平らか、やや登っているイメージですが、コチラは緩やかな下り坂。今までに無い風景に目を奪われます。
そして、この参道を超えると、かの有名な「しめ縄」の拝殿に到着、参拝を終えました。
今日の観光も大満足、アピールの仕方次第で、もっと人気が出る県なのではないかと素朴に感じながら、本日のお宿に向かう、『たぬきだに』家なのでした。
まだつづく
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