透明無敵 | たらいまわしの

透明無敵

ぬらりくらりと言を左右にして言い訳ばかり。まるで透明ローションを全身に塗りたくったまま公道を歩いているかのごとし。あんた、それ公然わいせつ罪だよと指摘されても、いや、ローション着てますと半笑いで指摘に対応する。まるで現実が見えていないどころか、体の隅々まで透明液体を通して目にした国民にはすべてお察しとなっているのに、現実忌避症状でも発しているのか頓着すらしない。

詭弁を弄して自分への非は一切認めてなるかと躍起となって対応し、それが日常化となってしまっているが、非を素直に認めて謝罪しみそぎを正々堂々と受け、その結果として作り出した余力を本来果たすべき政治家としての仕事、つまり根拠ある政策提案にまい進していった方が国民の理解も得やすいというのに、悪あがきの印象ばかりが目立つから鼻の先で笑われている。それが現時点での正直な日本国民の多数の感慨である。

繰り返しになるが、持病発症の一直線上にあるのが、別の政治勢力の疑義ある行動はとことん批判して即刻辞職を迫ることが常なのに、同じ法的疑義のある行動をとった自分たちのお仲間については法の判断を待つと結論を下さない。願わくば疑義すらなかったことにしたい下心が丸見え。実に切れが悪い。

この症状の特徴として他への攻撃は元気いっぱい、自分たちの疑義ぶくみ行為には謝罪すらしない。まるでどこかの国が日本に対してとる行動様式と同じなのは偶然だと信じたいところだが、きっと必然なのだろうな。