前年4月に入った予備校では、

あとになって思うことなのですが、

僕の人生の伴侶として,、たぶんこの人がベストであったのではないか・・

と思う人との出逢いがありました。

 

文学と美術に詳しく、僕の知らないいろんなことを教えてもらいました。

詩人の中原中也も立原道造も、画家のレンブラントも、イラストのビアズレーも、

この人によって知りました。

自身も絵が上手く、僕の誕生日には僕の全身のイラストを描いた手作りのバースデーカードをくれました。

真面目でよく勉強をし、何にでも優しくて僕を大好きだったのに、

アホな僕は、その人を大切にできなかった、大切にしなかった。

 

結果、二人が大学生になって初めて会った日の夕方に彼女は去っていく。

そのとき最後に彼女が言った言葉、彼女が全力でしたこと、そのときの彼女の顔、

そのときの周りの光景、

そのときのもう取り返しのつかない強い後悔と心の痛み、呆然と立ち尽くした自分、

今でもはっきりと覚えているんだよな。

 

1969年1回目の曲は、

スティービー・ワンダーの『マイ・シェリー・アモール』

ダニエル・ビダルの『天使の落書き』

 

https://www.youtube.com/watch?v=Fjufjv4rH0s

 

https://www.youtube.com/watch?v=QzT7nJ03NUw