嘘つきメガネが自民党総裁任期中に何としてでもやりたいことは憲法改正です。
その中でも最もやりたいことは憲法の中に、緊急事態条項を新たに加えることです。
この条項さえあれば、すべてに優先してやりたいことが自由に出来てしまうからです。
緊急事態条項とはどのようなものであるかは、検索すれば詳しく出ていますからここでは省きますが、最も重要な部分をごく簡単に・・・
●緊急事態宣言は総理大臣が宣言をする。
●緊急事態宣言中は指揮系統が総理大臣と内閣に集中する。
●法律に代わり法律同等の効力を有する政令が内閣から発せられる。
●国民はこれに従わねばならず、基本的人権が状況に応じていろいろ制限される。
●緊急事態宣言の期間は延長の繰り返しによりいくらでも長く出来得る。
●緊急事態宣言の期間中は解散も選挙も行われない。
●上は、国会の承認を必要とするが、政権与党が過半数の議席を有していれば可決されるに決まっているので、こんなものはただの建前に過ぎない。
要するに、総理大臣の判断により独裁政治と同じ状況になる。
ところで、現在の岸田内閣支持率は16%とか22%であり、自民党支持率は19%です。
つまり岸田内閣も自民党も、国民からの支持はたったの2割なのです。
もしも、緊急事態条項が憲法に新設されることが決定し、
その後何らかの理由によって総理大臣が緊急事態宣言を行った場合、上で書いたようなことになるわけですが、
ときの総理大臣が今の岸田氏のような人物、内閣であったとしたら・・・
想像するのも怖いです。
国民からの支持がたったの2割の総理大臣、しかも国民のためになることは何ひとつ行わない総理大臣、そんな総理大臣が緊急事態宣言をしたら、いったいどうなることか!?
想像できるでしょ?
もう、すっちゃかめっちゃか!
しかも、選挙が行われないのだから民意を示す方法がない!
そんな総理大臣の独裁政治で、日本はぐちゃぐちゃになってしまいますよ。
だから、緊急事態条項なんてものは絶対にダメなのです。
万が一にも、憲法改正が「国民投票」にまでになった場合、
各条項毎の賛否なら、緊急事態条項新設は絶対に反対。
改正条項まとめての賛否の場合だったら、他に賛成条項がある場合でも、緊急事態条項が入っているのならば、この場合も絶対に反対です。
緊急事態条項が憲法に加わってしまったら、
ときの政権者のやりたい放題が可能になります。
その「ときの政権者」が、
今の政権者のようなレベルの総理大臣だったとしたら、
さらにとんでもないことになることが目に見えてくるでしょ?
だから、ゆめゆめ甘く考えないことです。