アホらしい・・・騙し同様の台本です
最初のお声がけ
「マイナンバーカードをお持ちでしょうか?」
⇒「いいえ」
・まだ作成していない場合
2024年12月2日に現行の健康保険証の発行が終了します。
まずはぜひ、お早めにマイナンバーカードの作成をお願いいたします。
また、保険証利用の登録は、マイナポータルやセブン銀行ATMなどのほか、
当薬局のカードリーダーでも簡単に行うことができます。
上のように言われれば、
情報に疎い人や、テレビしか情報源のない高齢者は焦ることなり、
「そうなんだ!よく分からなかったけど、今の保険証は12月2日でもう使えなくなるんだ!あと少ししかないじゃないか、そうか、じゃあ早くマイナカードを作っておかないと保健医療が受けられず10割負担になっちゃうな、ならすぐに作ろう」
・・・このように思う可能性が大いにありますよね。
そう思ってくれれば厚労省の思う壺です。
これって、ほとんど勘違いを呼び寄せるための詐欺的手口であると思いませんか?
なぜならば、
これまでに分かっている確実な情報によれば、
『12月2日に終了』ということは、
「今持っている保険証が使えなくなります」ということではありません。
上の「台本」でも書いてありますが、
「現行の保険証の発行が終了」ということであって、
発行が終了しても、現在持っている健康保険証は最大1年は、これまで通りのまま利用できるのです。
たとえば、今年の8月1日から有効の国民健康保険証は来年の7月31日までは、普通に使用できるのです。
その後はどうなるか?
マイナカードを持たない人には、申請をしなくても新たな「資格証明書」なるものが届き、その有効期間は5年以内で保険者が設定して、その後は更新も可能ということになっています。
要は、マイナカードを持っていなくても、健康保険証に代わり「資格証明書」で今まで通りの保健医療が受けられる・・という莫迦莫迦しい話です。
というわけなので、
薬局で「厚労省の台本通りのこと」を言われたとしても焦ることはありません。
ほとほと、国民を舐めるようなことをする政府のやり方には呆れ果てます。