朝日新聞、読売新聞、東京新聞、テレビ朝日等が昨日、今日、報道している。
最後に貼った記事より抜粋すると・・・
以下の青字の部分のようなことなのだが、
これ、厚労省が明らかにしたという話も、各社の報道も、
まるで上っ面の話だけである。
報道機関として自分らの意見、追及等を、
社説等で今後発表する気はあるのだろうか？
厚生労働省は15日の衆院決算行政監視委員会で、廃棄される新型コロナウイルスワクチンが約2億4千万回分になると明らかにした。
厚労省によると、ワクチン購入の契約量は約9億2840万回分。
3月末時点の総接種回数は4億3619万回になるため、海外に供給した分などを除く、約2億4415万回分が廃棄の対象になるという。
ワクチン1回分の単価は契約上、明らかにしていないが、購入予算を契約数で割ると単価は2725円となり、廃棄分は概算で約6653億円になる。
衆院決算行政監視委員会で、厚労省の担当者は「その時々の状況によって必要なワクチンを購入した。無駄とは考えていない」と説明した。
一方、武見敬三厚労相は、日本ではmRNAワクチンの研究基盤が育っておらず、海外製品の確保に奔走せざるを得なかったことに言及。
「金をかけても作れなかったという、もっと悲惨な状態にあった」と述べた。
ーーーーー
廃棄にかかる費用を推測購入費用としていますが、
2億4415万回分も、まさか単純に下水に流して終わり？なわけありませんよね！
まさか、そんなことはしませんよね⁉
ということは、もっと費用はかかるということになりますよね？
後問題なのは、「海外に供給した分など」とありますが、
これにはいったいどれほど金がかかっているのでしょう？？？
「など」とは、何を指すのでしょう？
僕のこれまで調べた限りでのことですが、
この件についてこれまで政府が公表しているのは、
アストラゼネカ社ワクチン1億2千万回分のことだけです。
この件については、ブログに書いているので、そのままコピーしてここに貼ります。
参考に読んで頂けたらと思います。
ーーーーーー
厚生労働省の『報道発表資料』というものを見たことありますか？
毎日、いくつかのことが載っています。
昨日9月30日の分で特に目についたのは・・・これ👇 です。
「アストラゼネカ株式会社の新型コロナワクチンの供用終了と活用状況等について 」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28291.html
何を今さらの感がありますが、数値的なことを厚労省として明らかにしたので、
ここに載せたいと思いました。
前文として・・・
厚生労働省は、令和２年12月にアストラゼネカ株式会社と新型コロナワクチン
の供給契約を締結し、順次活用してきました。
本日をもって、
同社から供給を受けたすべての新型コロナワクチンの有効期限が到来し、
供用を終了することといたしました。
最終的な同社のワクチンの活用状況等が取りまとまりましたので、
以下のとおりお知らせします。
前文で、以上のようにありまして、
《供給契約に基づくワクチンの活用状況等》なる表が掲載されています。
表のスクショは見難いので、以下に表を作り直しましたので、
これを見て頂き、大いに呆れ果てて頂きたいと思います。
（内容数値は、そっくりそのまま変えていません）
こんな発表をして、ことが済んでしまうのですから政府機関というものは、
いかにいいかげんなことが当たり前に行われていることが分かります。
こんなくだらないことは、一般社会、一般企業ではまず通用しませんね！
家庭でもあり得ませんね！
たとえば、一家の経済をやりくりする主婦が、こんなことをしていたら、
その家族は近々路頭に迷うようなことになりかねませんよ
では・・・見てください。
ーーーーーーー
前文にあります→ “順次活用してきました”？？？
ふざけるなと言いたい！
契約数1億2千万回に対し、国内配送数はたったの20万回です。
しかも、20万回というのは、
接種済み回数ではなく、“配送数”ですよ。
首相官邸のコロナワクチンについてのページを見れば分かりますが、
アストラゼネカの接種回数は、
1回目が58 696回、２回目が59 121回、
合計で117 817回、約１２万回です。
要するに、１億２千万回も契約しておいて使ったのはたったの１２万回です。
また、供給された数、5770万回分に対し、
海外供与が4400万回分・・７６％！
しかも、
国内では使えないと判断したものを、
海外に対し“あげるよ”と言うのですか！
また、廃棄が1350万回分、
実質使った12万回はたったの０．２％！
それにキャンセルに関わる経費っていくらなんでしょう？
第一、 不良品を出した方に対して、
何ゆえに受けた側が経費を支払わねばならないのか！
そういう契約になっていた？
だとするならば、何ゆえにそんな契約を結ばねばならなかったのか！
あのね、
国内で１２万回しか
接種できなかったワクチンに対し、
５７７０万回分の金を払い、
６２３０万回分のキャンセル料（経費）を払う！
これって、結果的にしょうがなかった・・・
それで済んじゃうだからすごいよね！
一般社会では通用しないことを国はしている。
それなのに、当たり前のような顔をして平気の平左・・・
いったいどういう政府なんだろうかと僕は思います。
当ブログ記事転載ここまで
ーーーーーーー
つまり、
4月15日に政府が発表したことに基ずく
「海外に供給した分など」
この2億4806万回分のうち、
アストラゼネカを除いた約1億2千８００万回分の行方は？
海外供与に関わる金は廃棄処分同等ですよね、
他はキャンセル料？
キャンセル料は契約規定により
これまた教えられない？
つまり、捨て金は
６６５０億円で収まるわけがないということです。
国会議員、報道機関は、
なぜこういうことを追及しないのですかね！
武見敬三厚労大臣は、この莫迦莫迦しい現実を
「しかたがなかったのだ」と言っているのですから、
驚き呆れ果てますよ！
