昨日3月26日、人口動態統計速報・令和5年(2024年)1月分が公表されました。

 

この速報数値によると、令和5年(2024年)1月の死亡者数は、156,650人です。

前年1月の速報値での死亡者数は、168,970人で約7%減りました。

これをもって感染研=政府は言うでしょう・・・

超過死亡は減ってきていると。

或いは、死亡者激増は終息していると。

 

しかし、政府が言うところの超過死亡とは何か?

 

超過死亡数=実際の死亡者数ー予測死亡者数

 

予測死亡者数とは、その年の1~5年前までの死亡者数値から統計的にその年の死亡者数を予測したものであり、

その予測死亡者数に対し、実数はどうなのかを評するのが超過死亡数であるわけで、

過去数年の死亡者が例年と比べ激増していたら、

予測死亡者が大きくなるに決まっているではないか。

その大きな予測死亡者数に対し、

実数はこの程度の超過死亡の数値であるなどと言ったところで何の意味もない。

その超過死亡数に「激増の異常ぶり」を見ることは出来ない!

ただただ莫迦莫迦しいだけのまやかしの数字でしかない。

 

現実に、本年1月の死亡者数は前年2023年1月の死亡者数よりは少ないが、

死亡者が激増した2022年、この年の1月よりも約9%多いのだ(下表)。

つまり、いまだ死亡者激増状態は続いているのです!

 

 

参考-5年間における3ヶ月の流れ