時事ドットコムニュース 2023年01月24日17時37分
国会軽視批判に岸田首相反論 「国政預かるのは政府・与党」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023012400793&g=pol
上より全文転載。
「議院内閣制の下では政府・与党が国政を預かっている。
進め方に問題があったとは考えない」
岸田文雄首相は24日の参院本会議で、
国会の議論を経ないまま政府が防衛費増額に伴う増税方針などを決めたのは
問題だとする野党の批判にこう反論した。
共産党の吉良佳子氏は先の首相訪米に触れ、
「重大な方針転換を国会より前に米国に報告するなんて順序が逆ではないか」
と追及。
首相は「米国には日本の現状を説明した。『国会より米国重視』ということではない」
と語った。
ほかの野党議員からも増税方針に対し
「民主主義を軽んじている」と疑問の声が出た。
首相は政府・与党の議論について「1年以上にわたる丁寧なプロセス」だった
とした上で、「(今後)活発な国会論戦を行い、国民への丁寧な説明も行っていく」
と強調した。
以上転載終わり
この人、ダイジョーブな人ですかね・・・
政府・与党が国政を預かっている?
まあ、そういうことになりますかね・・内閣は行政機関ですからね。
でも、質問に対し、そういう答弁をされちゃったら、
国家の施政はオイラの仕事、
国会?お前らゴタゴタと口を出すな!ってことになっちゃいますけどね!
さらには、国会議員は国民によって選ばれているのだから、
国民もどうでもいいわいってことになりますけど?
さらには、
政府・与党の議論について
「1年以上にわたる丁寧なプロセス」だった・・
とさ!へぇ~~
この人、去年の12月16日の記者会見で言ったこと忘れちゃったのかね!?
こう言っていたんですよ。
「昨年末から18回のNSC(国家安全保障会議)4大臣会合での議論を重ね、
新たな国家安全保障戦略の策定と防衛力の抜本的強化を含む、
安全保障の諸課題に対する答えを出させていただきました」と。
4大臣会合って、首相、官房長官、外相、防衛相の4人で構成される会合で、
安全保障に関する政策を協議して、
対外政策の基本的な方向性を決定するわけですよね。
4人だけで決めてきたことであって、
閣僚との議論なし、自民公明与党内での議論もなし、
突然に発表し閣議決定に持ち込んで完結させてしまっただけではないか!
政府・与党との1年以上にわたる議論?
12月の時点では、
閣僚も、与党議員もそんな話は知らないという人がたくさんいたではないか!
4大臣会合でしか詰めていないではないか!
にも拘らず、
政府・与党の議論について「1年以上にわたる丁寧なプロセス」だったと言う。
なんなの?この厚顔無恥ぶりは!
(去年の12月から、能面のような無表情で同じことを繰り返している)
そして、方針を決めてから、
「活発な国会論戦を行い、国民への丁寧な説明も行っていく」だってさ!
どう考えても順序が逆でしょうが!
ただ残念ながら、
いくら国会論戦を行ったところで、数の力で基本的には覆ることはない。
しかし、
参議院選の時に
この件についての方向性をを公表していたら、
自公ぼろ負けで、
自公政権も岸田政権も、
現在ではなくなっていたかも知れない!
この人がだいじなのは、
国民の幸せではなく、
自分の思惑通りに進むことが
最大優先事項だ!
国民の方を見ていない!