厚労省とテレビの怖がらせ

季節性インフルエンザ 47都道府県で流行入り 厚生労働省

TBS NEWS DIG 2023.1.20 17:37

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/286354?display=1

上より転載

厚労省によりますと、

全国およそ5000の医療機関から今月15日までの1週間に報告された季節性インフルエンザの患者の数は3万6388人でした。

1つの医療機関あたりの患者の数は「7.73人」で、

流行の目安となる「1人」を4週連続で上回りました。

患者の数は、54人だった去年の同じ時期と比べて670倍以上に増えています。
また、地域別では、新たに山形県が「1.50人」となり、

すべての都道府県でインフルエンザの流行入りの目安を超えました。

 

インフル患者が

まるで計上されていなかった去年と比べて、

670倍以上とか言っちゃって

馬鹿じゃなかろか!

比べるなら、インフル流行の例年値と比べろよ!

 

インフルエンザの定点あたりの報告数とは、

定点医療機関(インフルエンザは全国で5千カ所)からの総患者報告数を

定点医療機関数で割った数であり、

1週間に一つの定点医療機関におけるインフルエンザ患者数を表す数値で、

この数値により感染症の流行状況が把握することになっている。

 

しかし、この“流行状況の把握”という基準数値がそもそも小さ過ぎるのだ。

 

・1以上:その地域は 流行域に入ったことになる。

・10以上:注意報

・30以上:警報

 

警報レベルとは、1週間での1医療機関で30人、日曜は休診とすれば、

1医療機関1日5人のインフル患者発生ということですが・・・

1日当たりたったの5人・・・こんなのって、普通にあることでしょう。

 

去年の12月下旬に各テレビでは、

「インフルが流行域に入った、さあ大変!」の“怖がらせ“が始まりましたが、

これって、1週間当たりに1医療機関で、

たったの1人の患者が出たっていうことですよ。1週間に1人ですよ!

笑っちゃいますよね。。

 

で、現状はどうなんでしょう。

相変わらず、インフルインフル大変だ大変だの騒ぎがありますが、

インフルが最近で、流行した2018/2019シーズンと比べどうなのかが

一目瞭然に分かるよう、

ほぼ同時期の定点当たりの報告数の表を下に並べてみました。

 

これを見てどう思いますか・・・?

怖がるほどの大変さでしょうか?

まるっきり大変ではありませんね!

 

 

 

 

・・・ということです。

 

 

根拠データは、厚労省の以下の公開資料です。

 

2022/2023シーズン

インフルエンザの発生状況について(2023.1.20)

https://www.mhlw.go.jp/content/001040402.pdf

2018/2019シーズン

インフルエンザの発生状況について(2019.1.18)

https://www.mhlw.go.jp/content/000469923.pdf