成人式に出たor出なかった

 

既成の行事に興味のなかった僕は、出ませんでした。

なーんて、カッコつけたこと言ってるけど、

単に、ふてくされていただけなのでしょう笑笑。

 

当時は、1年浪人したあとの大学1年生。

12月に20歳となり、翌年1月15日が成人式です。

 

高校3年生時代、模試では合格可能性25%以下が続いていた希望大学、

1年間勉強に専念して必ず合格するぞとの思いで浪人をしたのでした。

 

そして、一時は最高ランクの合格可能性75%以上とまでなったのだけど、

気分的に変化が・・・

この青春時代、受験勉強ばかりしてたって人生の意味がないだろうと・・・

まったく、甘いね (´-ω-`)

 

カノジョと図書館で一緒に勉強しようと言いながら、

真面目に問題集に取り組むカノジョとは真逆に、

 

”やってらんねぇよ”とばかりに僕は、

しょっちゅう休憩室に行っては、煙草を吸いながら雑誌をパラパラとめくっていた。

やってることが、

それこそ無意味の人生だよね、馬鹿だね、ほんとに!

 

当然の如く、カノジョは希望大学へ、僕は想定外の大学へ・・・自業自得。

大学生となっての初めてのデートの日に

「私たちはもうお終い」と告げられてお別れです・・虚しいね、自業自得。

 

あとから思ったのだけど、

この人は、文学と美術のことで、僕にたくさんのことを教えてくれて、

のちの僕への影響力がすごくあったのでした。

 

真面目なつきあいをしていれば「私たちはもうお終い」と言われることもなく、

その後の僕の人生は変わっていたかも知れないなあ。

 

僕が行かざるを得なかった想定外のその大学は、

女子の在籍は当時0.5%くらいしかなかった男だらけの私立工業大学。

はぁ~どっちを向いても男だらけだ・・・

 

現在は、樹木が鬱蒼と茂る素晴らしいキャンパス、

外観だけでなく、先端技術など内容的にも立派、

いくつかの分野で日本トップクラスの大学となっています。

女子在籍率は3割くらいだったかな‥笑。

 

今、18歳だったら喜んで入学するかも知れないな笑笑。

 

ここで、20歳の僕を自己弁護・・・

(多いに反省した僕は、真面目に勉強「も」して、

以降は成績優秀、就職先はどこでもOKとまでなりました)

 

そんな成人式の話ですが、

今でもあるのかな?「成人手帳」みたいなもの。

 

覚えているけど、こんなことが書いてあったんだよ。

「異性と二人きりとなった場合は、部屋の扉は開けておくのがエチケットです」

50年前のことだけど、

それにしてもまったく時代遅れと言うか、あほらしの世界・・・

 

 

 

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