コロナ死亡者として計上されているのは、

生前、死後に関わらず

POR検査が陽性の死亡者のことです。

 

闘病中の病気で亡くなったことが明らかな場合でも、

交通事故がもとで亡くなった場合でも、

とにかくPCR検査で陽性だったという事実さえあれば、

コロナ死因のコロナ死亡者として計上されているのです。

 

したがって、最近のTVでは毎日毎日、コロナ死亡者数の連呼がありますが、

コロナ死因のコロナ死亡者は、以前も今も、実は何人いるのかは、

連呼しているTV局ですら分からないのです。

 

なぜ、こんな馬鹿げたことになっているかと言えば・・・

2020年6月18日の厚労省から、都道府県、保健所設置市、特別区の

衛生主管部(局)宛てに

「新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について」

という事務連絡が送られているのです。

https://www.mhlw.go.jp/content/000641629.pdf

 

ここには、

「厚生労働省としては、可能な範囲で速やかに死亡者数を把握する観点から」

という理由の下、

“事務連絡中の「新型コロナウイルス感染症患者が死亡したときについては、

厳密な死因を問いません。

新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、

入院中や療養中に亡くなった方については、

都道府県等において公表するとともに、

厚生労働省への報告を行うようお願いいたします。”

という記載があります。

 

このことは、2年半後の現在も変わりなく続いていることは以下により明らかです。

第111回(令和4年12月21日) 

新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料4

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001027743.pdf

上の中の【 別紙1 】 

令和4年1~8月における新型コロナの重症化率 ・致死率について

 

「死亡者数は、COVID-19の陽性者であって、

死因を問わず亡くなった者を計上※1している」という記載があります。

※1とは、

「茨城県は医師の判断において明らかに別の死因によるもの(溺死や交通外傷等)

は除外して集計している。」

ということであり、

要するに、茨城県以外では、コロナ死亡者とは

「死亡者数は、COVID-19の陽性者であって、

死因を問わず亡くなった者を計上」しているということです。

 

これで、明白でしょ?

真のコロナ死亡者は、

厚労省の発表数より、

かなり少ないことは明らかで、

しかも、その数は誰も知らないのです。