これを書いた理由は、何かにつけては「高齢者を守るため」とか、

「高齢者は重症化しやすいから」的なことを言い、

ワクチン推進に結び付けているが、それはおかしいということを言いたいからです。

 

これまで、何度も書き続けていますが、

高齢者はコロナに罹らずとも他の因で亡くなることの方が圧倒的に多いのです。

ただでさえ、多種多様の因により死亡率が多いのにも関わらず、

その上に

ワクチン接種後の死亡が断トツに多いのですよ!

 

現時点では最新の第83回厚生科学審議会の公開資料に基づき、

8月19日までの高齢者のワクチン接種後の死亡数を調べました。

この時点での全体の死亡者は1835人ですが、ファイザーだけで9割の1656人、

したがって、傾向を確認するのにはファイザーだけでよいと思います。

亡くなった方は整理番号がつき、この時点で1~1708番まであります。

下の表Aに100人毎に、65~69歳、70~79歳、80歳以上で分けて集計しました。

100人毎にした理由は、数値そのものがパーセントを示すことになるからです。

(ごく一部に年令不明や後日の削除があるので、正確な%は若干高くなります)

では、まず表のA、Bをご覧ください

 

 

700番くらいまでは高齢者だけで9割を超えています。

301~400では98%、80歳以上だけで78%です。

701以降下がり始め、1300台で48%まで下がります。

これは、時期的に高齢者の2回目が頭打ちになったから、

またその後上がって、また上がるというのは、

3回目が始まり、その後3回目が頭打ちとなったからということがよく分かります。

 

次は、下のC表を見てください。

 

 

2021年の1年間で、70代は人口の1.808%、80代は人口の7.965%が、

病気、事故等の何らかの理由で死亡しています。

コロナでの死亡は、累計(約33ヶ月)で、

70代は人口の0.056%、80代は人口の0.246%が死亡しました。

次にD表では、コロナ死亡数をおよその数となりますが、

33ヶ月分を12ヶ月分に換算しました。

 

 

70代は、全死因の死亡率1.808%に対し、コロナは0.020%で90分の1です。

80代は、全死因の死亡率7.965%に対し、コロナは0.090%で89分の1です。

こんな小さな数値を持って、

『高齢者はコロナで重症化しやすいから』

なんてことを言えますか?言えるわけがありませんね。

 

次はE表です。

 

 

接種者数に対する死亡者の割合です。

100万人当りの数値がこんなに大きい・・ありえますか!?こんな数値!

 

『高齢者を守るため』

とかいう言葉は、

ワクチン推進を進めるための

方便に過ぎない

ということが、

よくよく分かるのではないでしょうか?

ワクチン接種後の死亡者は、

高齢者が82%ですよ。

全然、守られていません!

 

参考)