現在、コロナはオミクロンが主流になっているので、

これからのワクチンはオミクロン対応のものにするというわけですが、

これまでに2回の接種を終了させていない人は、対象外です。

 

おかしな話だと思いませんか?

その対象外の人がオミクロン対応のワクチンを打ちたい場合は、

既存ワクチンの接種2回を済ませて下さいと言うのです。

そうしなければ、オミクロン対応のワクチンを打てないのです。

 

今まで1回も打っていないおよそ2千万人の中で、

新たにこれから接種を始めるという人はまずいないと思うので、

上の話はどうでもよい関係のないことであるともいえますが、

でも、やはりおかしいことはおかしいと言わざるを得ません。

 

オミクロンが流行っているから、その対応ワクチンの接種を始めるというのに、

それを接種するためには、

これまで2回の接種を打っている者ではならない・・・・

打ちたければ、これから2回の接種をして下さいと!

そこに、いったいどんな理由があるのか?

 

下の方に、厚労省のホームぺージ内のQ&Aと、

厚労省から関係部署への事務連絡を貼りましたが、

これらを読んでも上の理由は書いてありません。

(他の何かには説明があるのかも知れませんが・・・)

 

そこで、疑問解決のために、

厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター

電話(0120-761770)

に電話をして聞いてみました。

 

以下、電話対応者の話

製薬会社は、承認申請において、

申請のワクチン接種の対象者を、

初回接種(1,2回)終了者として申請しており、

厚労省は、この形での申請に対し、

承認をしたからです。

外国の場合でも同じ形で申請しています。

 

・・・唖然 (´・∀・`)ヘー

 

厚労省は、なぜそういう形での申請なのか知っているでしょうね。

それとも知らないけど、そのまま受付け、既定路線で承認しただけ???

 

1,2回を終了済みとそうでないのとでは、

オミクロン対応ワクチンの効き目が違うとか科学的知見があるのですかね???

それとも、製薬会社に弱みがあって何でも言いなり???

 

いずれにしても、国民はなぜなのかは分からない、

教えてもくれず、

どこの地方自治体の説明を読んでも同じことが書いてあるだけ、

2回打ってない人は対象外と書いてあるだけ。

 

日本の主権者は誰なんでしょう!

 

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厚労省ワクチンQ&A

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0138.html

 

質問)オミクロン株対応ワクチンの接種は、どのような人が対象になりますか。

 

回答)

1・2回目の接種を終えた12歳以上のすべての方が接種可能です。

オミクロン株対応ワクチンは、

1・2回目の接種を終えた12歳以上のすべての方(※)が接種可能であり、

これまでに接種した新型コロナワクチンの種類にかかわらず、

1回に限り接種できます。
また、11歳以下の方や
新型コロナワクチンの接種回数が2回より少ない方は

オミクロン株対応ワクチンの接種対象ではありません。

従来のワクチンで1・2回目接種を行った後に、

オミクロン株対応ワクチンによる追加接種が行われます。

 

(※)オミクロン株対応ワクチンについて、ファイザー社のワクチンは12歳以上、

モデルナ社のワクチンは18歳以上の方が接種対象となっています。

接種予約等の際にはご注意ください。

 

以上、転載。

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今さらオミクロン対応ワクチン接種の条件として、

「従来型のワクチンを2回打っていないとならない」

とする理由は分かりません。

 

また、以下のようなものもあります。

 

事務連絡 令和4年9月14日

各{都道府県 市町村 特別区}衛生主管部(局)御中

厚生労働省健康局予防接種担当参事官室

オミクロン株に対応した新型コロナワクチンの接種体制確保について(その4)

https://www.mhlw.go.jp/content/000989882.pdf

 

接種対象者について 分科会では、従来ワクチンと比較した、

2価のオミクロン株対応ワクチンによる追加接種の有効性について、

 

・ 現在、流行しているオミクロン株に対応した成分が含まれるため、

従来ワクチンを上回る重症化予防効果や、短い期間である可能性はあるものの、

感染予防効果や発症 予防効果も期待されること

・ オミクロン株とオリジナル株の両方の成分を含み、

2種類の異なる抗原が提示されることから、

これらにより得られる多様な免疫反応は、

今後の変異株に対しても、

有効である可能性がより高いと期待されることが確認された。

上記の科学的知見ワクチンの添付文書の内容を踏まえ、

オミクロン株対応ワクチン接種は、初回接種を完了した12歳以上の者であって、

最終の接種から5か月以上経過し たものを対象とすることとする。

 

以上、転載

ーーーーーー

 

上の文章をよくよく読んでも、その文章が、

“上記の科学的知見やワクチンの添付文書の内容を踏まえ、

オミクロン株対応ワクチン接種は、初回接種を完了した12歳以上の者であって“

ということに繋がるのか分かりません。