ブロ友さんのブログ記事を読んだことがきっかけとなり、

授乳中のワクチン接種について、

厚労省はどう言っているのかをチェックしたくなりました。

 

厚労省のHP内には、コロナワクチンQ&Aというのがあり、

たくさんの項目についてQ&A形式で載っています。

その中に以下のものがあります。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html

 

質問)

私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。

 

この質問👆に対する答としてあるのが以下なのであるが、

授乳についての記載は赤太字部分だけなのだ。

 

回答) 

妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンの接種勧奨の対象としており、時期を問わず接種をお勧めしています。接種が開始された当初は、妊娠中の方に対する科学的知見が限られていたため、努力義務の適用除外とされていましたが、現在、高い有効性を示唆するエビデンスがあり、安全性に関する特段の懸念を示唆するエビデンスもないことから、令和4年2月21日より、努力義務の適用除外を解除しています。

国内の研究において、妊婦が新型コロナウイルスに感染した場合、ほとんどは軽症ですが、中等症Ⅰが16%、中等症Ⅱが15%、重症が1.9%という結果も得られており、中等症Ⅱ~重症例では早産率が増加したと報告されています(※1)。産婦人科の関係学会も、妊娠中の時期を問わず接種を勧めています(※2~5)。

妊娠中、授乳中の方:
国内外の研究において、ワクチン接種を受けた妊婦やその新生児に対して有害事象の増加はなく、ワクチン接種を受けていない妊婦と比べて、流産、早産、新生児死亡の発生率に差はなかった、と報告されています(※6、※7)。また、妊娠中に接種したワクチンによってつくられた抗体は、臍帯を通じて胎児へ移行し、生まれた後に新生児を感染から守る効果が期待されます(※7、※8)。諸外国の統計では、妊娠中のワクチン接種は新生児の入院リスクを減少させるという報告もあります(※9)。

なおワクチン自体が母乳に移行する可能性は低く、

万が一mRNAが母乳中に存在しても、

子どもの体内で消化されることが予想され、

影響を及ぼすことは考えにくいと報告されています(※7)。

妊娠を計画している方:
現時点では生殖器に悪影響を及ぼす報告はなく、ワクチン接種を受けるために妊娠のタイミングを変更する必要はないと考えられています(※10)。

さらっと読んでしまうと、ふうん、大丈夫そうだと思うかも知れませんが、授乳についての記載があるのは、上の赤文字の部分だけです。

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※7とは

7Expert Rev Vaccines. 2021 : 1-10. Published online 2021 Oct 11.

(妊娠中および授乳中の女性におけるCOVID-19ワクチン接種:系統的レビュー)

 

これ👆なのだが、原文は英語でパソコンでは自動的に和訳するのだが、

機械和訳だから文章が分かりにくい上に、

専門用語が多いので何を言っているのか分からない、少なくとも僕には。

 

上の赤文字部分は、以下の言い方しかしていない。

 

『可能性は低く』
『万が一・・中略・・予想され』
『影響を及ぼすことは考えにくい』


これ、

「その可能性はたぶん低く、

万が一の場合でも大丈夫であろうと予想、問題は考えにくい」

と言っているだけで、表現が非常に曖昧!


心配はありませんとは、

一言も

言っていないんですね。