我が町には、図書館というより、公民館内併設の図書室がある。
これが、まるで昭和時代にタイムスリップしたようなところなのだ。
新しい本も、もちろん置いてあるけど、
本屋でも売っていない、普通の図書館には置いていないような古い本があるのです。
先日書いたけど、
30代前半頃、重兼芳子と青柳友子という作家の小説が大好きになって、
図書館でしょっちゅう借りていた。
この図書室に来ると読みたくなる。
今日は、何年も前につくった図書カードを持って行って借りてきたよ。
あとで、じっくり味わって読む。
今どき、信じられないような話だけど、1回に借りられるのはたったの2冊までなの。
そして、システムは、まるっきりの昭和アナログだよ。
これ見て↓ 貸出カード式で返却日は手押しのスタンプなんだよ。
・・・で、重兼芳子の「やまあいの煙」の方の返却日スタンプを見ると・・・
54.11.13・・見える
最初の借り出し者の返却日は、
昭和54年11月13日
何と驚くことには、11月13日ではありませんか
40年前の今日だよ
たぶん、この本を借りる人は、もういないと思う。
ということは、最初の借り出し者と最後の借り出し者の返却日と、
最後の借り出し者の借り出し日が同じ月日ということになる。
不思議だね
ーーーーーーーーーーー
今日の写真
まるで、火事だね。