もしも、野党結集で1人区を戦ったとしても、
参議院の選挙だけでは、
選挙区選挙1人区が32しかないので、安倍自民に対し膨大な影響を与えることは無理だが、
衆議院も同一選挙となると、話は違ってくる。
さらに、投票率が多少でも上がれば、安倍自民は極大な痛手を受けることになる。
その根拠
・衆院選小選挙区はすべて1人区=289人
・前回、前々回とも、小選挙区での自民党得票率は、48% < 全野党52%
・小選挙区での自民の得票は、「自民支持層+公明支持層+アルファ」
・「自民支持層+公明支持層+アルファ」 の票数は、投票率が高い低いに係らず、固定的。
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前回衆議院選289小選挙区において、自民は得票率48%なのに獲得議席は75%(218議席)。
得票率が半数以下なのに、一人勝ちしている。
その原因は、二大政党状態ではないからにすぎない。
話を簡単にするために、投票者が100人だったとすると、
小選挙区では48人が自民に入れたことになる。
前回、前々回とも、投票率は53%だった。
今回、65%とになったとすると、投票者は123人、自民に入れる人数は変わらず48人、
自民得票率は39% < 全野党得票率61%
60%になったとすると、投票者は113人、自民に入れる人数は変わらず48人、
自民得票率は42% < 全野党得票率58%
衆議院小選挙区、参議院1人区で、ある程度の形で野党結集し、
なおかつ投票率が多少でもUPすると、
安倍自民の獲得議席は、大幅に減ることは明らかだと思う。