2016年1月20日に「安心につながる社会保障、絶対にやってね!」という記事を
https://ameblo.jp/tanubouya1205/entry-12119688910.html?frm=theme
書いています。
皆さん、今から約3年前、安倍晋三首相は2015年9月24日、記者会見を開き、
「アベノミクス」の新しい「3本の矢」を提唱したのですが、これ覚えている人いますか?
安倍首相は、すべての人が活躍できる「1億総活躍社会」を目指すとし、
(1)希望を生み出す強い経済、
(2)夢を紡ぐ子育て支援、
(3)安心につながる社会保障
これらの重要性を強調した。のですよ。
このなかの(3)安心につながる社会保障では、目玉は「介護離職者ゼロ」でした。
今後、絶対に必要になっていく介護職ですが、政策の目玉がなぜ、「介護離職者ゼロ」なのかということは、多くの人が知っているように、
仕事の負担度が大きい割には給料が安過ぎて生活出来ないため、離職者が非常に多く、
ベテランが育たず、長く続ける人の善意に頼っているようでは、将来を考えるとこれでは問題だからですよね。
「介護離職者ゼロ」にするには、大幅な待遇改善が必要なのですが、
いったいどのようにやるのだろうかと、疑問でした。
年収だけを捉えてみても・・・
介護職員の平均年収(厚労省・賃金構造基本統計調査より)
2015年・・・319.6万円
2016年・・・322.5万円
2017年・・・329.7万円
2年間で、年収が10万円上がりましたが、
全職種平均年収にはほど遠く、月収に振り分けたら約8千円増えただけ・・・
「新らしい3本の矢の重要政策」が打ち出されてから、既に3年、
次から次へと「標語」が繰り出されるので、こんな政策があったこと、忘れるところでした。