前にも書いたけど、最近、また本を読みだしている。
しばらく前、湊かなえの「告白」にはまって以来、彼女の著作を4冊読んだけど、
読みながら疲れがたまってくるのでやめた。
僕の好みの小説ではない。
そして、西加奈子の「ふくわらい」・・・延々と面倒くさい話だったがはまった。
「うつくしい人」を読み、次に「窓の魚」を読んだ。
「窓の魚」は・・・
2カップル=4人が温泉宿に行く。
カップル同士の関係も、4人の関係も分からない。
小説の内容は、4人が一人づつ一章、心の内を吐露していく構成。
だから温泉宿の部分では、なるほどそういうことだったのか、4人の思いは・・・
ということが分かる。
とにかく3冊読んだ。
共通点は、心のなかの真実の吐露とでも言うのかなあ・・・
惹き込まれて読み進んだけど、読後感としては清冽感は残ったけれど清々しくはない。
たぶん、もう読まないだろう。
そして、今日から読むのは、20年前頃に読み耽っていた桐野夏生の小説だ。
「OUT]は強烈だった。
今日、古本屋で買ってきたのは、9年前の発刊の「IN」だよ。
どんなかな・・・読み耽るかな?途中放棄かな?
あと読みたいなと思っているのは、
初めは、のらりくらりのチンタラ随筆ばかりだった三浦しをんが、
あの三浦しをんが!という強烈な小説(名前忘れた)を読む予定です。