いつも見る光景、
小学生が何人も建物の片隅の薄暗がりに座り込んで、
騒ぎながらみんなでゲームをやっている。
いろんなことを体験している、ただしバーチャルで。
いつも見る光景、
太陽の下、公園の広場でボールを蹴とばしながら、
或いはゴムボールで野球をして走り回ったり、
ブランコを思いきり勢いよく漕いだりして遊ぶ小学生たち。
いろんなことを体験している、現実の中で。
前者、後者はその日によって入れ替わるのか?
そんな感じはしない。
薄暗がりに群れてゲームをする派、太陽の下を走り回る派、別だと感じる。
僕は、後者の方がずっと楽しいし、いろんなことを身を持って覚えられると思う。
こっちの方が、ずっと好きだなあ。
大人になってからの思い出が、
”薄暗がりにたむろしてゲームばかりやっていた”なんていうのはつまらないしな。
・・・と思うのだがなあ。
昔のように、森や小川はもうないけれど、昔はなかった公園・広場があるのになあ・・・