窓をずっと開けていた。
夜遅くなるともう寒い季節なんだなあ・・・
そんなこと思いながらガラス戸を閉め、
カーテンも閉めた。
この住まいの寝室のカーテン、もう何度閉めたことだろう。
朝が来て、もう何度開けたことだろう。
同じことを何も思わず続けていた。
さっき、ふと思ったんだよ。
閉めて、開けて、延々と同じことを繰り返してきてるよなと。
カーテンの存在価値は、閉めることにありだから、始まりは朝でなく夜なんだ。
いちいち、そんなこと考えたことなかった。
夜に始まることって他にあるか?
一般的には、睡眠・・・
そっかー、カーテンは睡眠ととも存在を果たしているんだ。
これからも、ずっと、
閉めてから始まって、開けて終わるを繰り返す。
きっと、なに思うでもなく、延々と繰り返す。
なに思うでもなく繰り返す・・・がいいな。