タイトルに示した優、良、可、不可とは、何のことでしょう?
糖尿病の症状のランクづけなんです。
それは、ヘモグロビンA1cという数値によって、決められています。
この数値は、
過去2か月間ほどの血糖値の平均的な状態が分かるという数値です。
5.8未満が優で、この数値が「糖尿病ではない」と言える限界値です。
5.8~6.5未満が、良です。
6.5~8.0未満が、可です。
8.0以上は、不可というように区分されています。
よくやる健康診断では、食事前血糖値の検査がありますよね?
あ~110未満だから、大丈夫だったと喜ぶのは大間違いです。
また、暴飲暴食もしてないし、肥ってもいないから大丈夫と思うのも大間違いです。
私は、食前血糖値も食後2時間血糖値も正常範囲内だし、
若い頃から、暴飲暴食もしていないし、かつ痩せ型ですが、糖尿病です。
糖尿病は、遺伝も大きく影響しますから、親が糖尿病の人も要注意です。
私の場合は、食前、食後の血糖値には問題ないのに、
ヘモグロビンA1cが高い理由は、食後1時間での血糖値がかなり高いからです。
それは、精密検査をしないと分かりません。
というわけなので、健康診断でA1cがない場合で、
ちょっと怪しいなと感じたら精密検査をお勧めしますと言うか、
まずは、A1cを調べてもらって下さい。
私のケースですと、A1cを調べなかったら、ずっと正常とみなされていたわけです。
ちなみに、私は、いっときは「優」までいきましたが、
この1年は、「良」と「可」を行ったり来たりしています。
だいたい、6.8位が続くと、薬の服用になるようです。
今日の検査結果は、前回の6.4より増してしまい6.7で「可」でした。
食事に気をつけて、運動をして、6.5未満の「良」にしたいものです。