今日は、中秋の名月で、満月らしいですね。
秋の澄んだ夜空と黄色いお月さまと虫の声。
美しいです。
2013年8月19日~23日 北岳~塩見岳<移動日>2013年8月19日~23日 北岳~塩見岳①2013年8月19日~23日 北岳~塩見岳②2013年8月19日~23日 北岳~塩見岳③ より続き
8/22(木)
3時半出発の予定が
まさかの
3時半起床(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)
!!!!!!!
昨夜の、ガマガエルとヒキガエルが。。。。大合唱してて。。。。
しかも、きっかりいつも通り図ったかのように、4時間寝てるし。。。
こういうとき、自分の動物なみの体内時計がものすごく腹立つ~)`ε´(
時計のアラーム機能さえ気づかなかったようだ。
しょうがない。
パンと水を頬張りながら支度する。
あー、なかなか、コンタクトレンズが入らない(汗)
出発の半分の時間は費やしたぞ、これに。
この日は暗いうちから出発なので装用しておく必要がある。
夜目が利かないからなおさらだ。
4:20出発。
小屋泊だと準備が早いね。
ストレッチもしたから、身体も起きてる。
熊鈴用意して。
ハイマツ地帯があるので、通る前には恒例の声出して。
下草、身長の高さのあるナナカマドの林等が続くので、朝露防止にレインウェア上下着用。
背の低いハイマツの稜線に出たら、風がこの日も強かった。
前の日よりましだったが。
少しすると、森林地帯が続く。
朝の森は素敵♡
暑くなったのでレインウェアの下だけ脱いでスパッツ着用。
早くも某大学さんパーティに追い抜かれた。
15分か20分ほど後に出発されたようだ。速いね~。







北荒川岳までは、樹林帯が多かったように思う。
途中お花畑があったり。
北荒川岳に着くと。。。
塩見さんが、大迫力!!その前の崩壊地も大迫力!!
ぎょうさん歩いてきた。
そして、稜線に出ると、寒い!!
まだ7時過ぎだったから、仕方がないんだけど。
半袖、ウールの長袖、レインウェア上着前開けて着用。
でも、樹林帯は暑いんだな。
ここで、腹ごしらえ。
お花さんが、励ましてくれる。
稜線歩いたら、北荒川岳キャンプ場跡ぐらいで崩壊地の稜線を巻くような道に入る。
また、稜線に出たらハイマツの中を進んでいく。
富士山も!
この景色に見惚れていたら、塩見小屋から来られた登山者に撮ってもらった。
お互い単独行なので、写真を撮り合った。
そして、山話。
歩みが遅くとも、長時間歩く日だろうとも、こうして山のお話ができる時間は、私にとってかなりの至福。
こんな時間が、この日、何人と、どれくらいさせて頂いただろうwww
どんどん、塩見さまが近づいてくる。
こんな景色を見たら、立ち止まるのが礼儀でしょ!
ここから少しずつ上りの始まりだが、後ろを振り向くと。。。。
歩いてきた道が、ず~っと見えている!
そして、これから歩く道もずずず~っと!!
これが、見たかったの!!!!
仙塩尾根の醍醐味!!!
山旅、万歳!!!
塩見さまは、どんどん姿を変えていって。。。
そうも言ってられない。あの北俣岳分岐の直下すごいんだけど・・・
下りてこられた登山者の方々にお聞きした。
このザレ場すいすいと下りられてくる。
女性:「いや~、ここより北俣岳分岐から塩見の方が恐いよ~!下りだしね~。」私:「ひ~(泣)!!」男性:「主観の問題だから。大丈夫だよ。足元だけ気をつけてね。」私:「はい。安心しました(ほっ)。」って、ここのザレ場上りなのにすごい斜度を感じた。
平たい所でストックを収納しといてよかった。
ここで、ザックは降ろせないし背負えない。
ここでザック降ろして、背負おうとしたら、また、おにぎりコロコロだ。きっと。
想像したくない。。。
なんとか上って、蝙蝠岳との分岐の北俣岳分岐に到着。
当初はこちらへ歩きたかったんだけど、また、ここに来よう。

ここからが、すごいのね。と、気を引き締めて歩く。
おっしゃっていた恐いところと思われる細い道を歩く。
いや、絶対、あっちのザレ場の方が恐いでしょ。
主観の問題ですね。
でも、両側は切れていたので、まっすぐ前だけ見て歩いた。
こんな所が二箇所。
それからは体力一本勝負!ひたすら登る。
暑くなったので、レインウェア・ウールの長袖を脱ぐ。
ウールの長袖、汗でボトボト。
ウールを夏山でも着用している方信じられない。かなり暑いでしょ。
いつもの半袖・アームカバースタイルで上るが、暑いのでアームカバーでさえも途中で肘まで上げてしまう。→日焼け防止、意味ない。
塩見さんがほほ笑んで待っている。
と、あれ?
なんだか、憧れの人に似た人が!
暑さでとうとうやられてきたか・・・
でも、でも、近づくにつれて確信!
高橋庄太郎さま~♡きゃ~♡
大暴走中!!!!
握手を求めましたら、快く応じて下さって~♡
そして、大阪のおばちゃんの私はわがまま放題。
「あの~、写真一緒に撮って頂いてよろしいですか?」
これも、快く・・・ああ、もう私、おかしくなってます!
もともと自分がどんな顔してたかわからないぐらい舞い上がってしまって→迷走中!
しかも、後から知ったのですが、有名なカメラマンさんが撮って下さっていたのです。
申し訳ございませぬ~。私のなんともないカメラで失礼いたしまして、その上、カメラマンさんに撮って頂くなんて、一度産まれ直してから出直してこいってぐらい早いです~(泣)→何を言ってるのか、もはや、わからない。
こうなった以上、一生、応援させて頂きます!!!→もう、それが迷惑だったりしてwww
と、ここからの岩場の通過を心配して下さったり、いろいろお世話になったのです。
『いろいろ』に、させて頂きます。
理由は、高橋さまのご迷惑にならないかということ、そして、思い出をそっと胸の内にしておきたいからです。→そのわりにしゃべりすぎてないかい?ww
一日目の御池までしか行けなかったこと、二日目が北岳山荘までしか行けなかったこと、予定通りに進まなくて悔しかった。
でも、もしかしたら、もし山の神様がいらっしゃるのだととしたら、ここで高橋さまに会わせてくれるようにして下さったんではないかと、偶然がすごすぎて、そう思ってしまうほどだった。
予定通りに行っていれば、三伏峠で高橋さまにお会いできていたはずだが、その時はこんなにお話できなかったかもしれないとなぜか思った。
高橋さま、素敵な思い出をありがとうございました!
高橋さまも熊ノ平に向かわれて、歩く姿が、ほんと絵になる男でらっしゃいました。
文章も感性も魅力的なので私は憧れているのですが、こういうお姿にも、カリスマ性というか、何か光ったものがあるのでしょうね。
男は30過ぎたら後ろ姿から人間性がにじみ出るとも言われますから。。。
手を振ったら、手を振り返して下さって、さらに撃沈♪バターン!!
緊張が一気に溶け、腰の力がへなへな~。
先が長いのに、1時間ほど滞在してた。
時を忘れるってこういうことなのね。しみじみ~。
そして、ほんとに撃沈して、塩見の頂上の一枚岩で1m滑落。ひ~(汗)!!
下に平たい所があってよかった。。。
打撲すごすぎ。
これから別の緊張しなくてはと、気を引き締め西峰へ向かう。
そして、ここで、南側の雲が明けてきて、赤石さん、荒川さんがでで~ん!!!
圧倒された。
なんて大きいのだろうか。
深い深い山々。自然のすごさ。美しさ。空の碧さ。何もかもが輝いてた。
誰もいないことを確認して、落石おこさない程度に、『好きー!!』と、思いのたけを、赤石さん、荒川さんに叫んでみた。
はぁ~、スッキリした。→ここまでくれば、山バカ!
斜めがけしていたカメラの鞄もザックの中に収納。
さて、危険マーク、行くとしますか。
一度下りたことあるし、記憶になかったぐらいだから大丈夫(;´Д`)ノ 、と言い聞かせ。。。。
荷物重いのってこんなに重力と共にキープしないといけんのですね~!ひ~!(^▽^;)
岩場に向き合ったら、ザックが後ろにあるため、岩場の外側に振られるのですね~!
ひ~!ヽ(;´Д`)ノ
そういえば、この前は空身やったわ~wwww
なんとか得意の四点指示も使い、落石もおこさず下りれました。
やった~!!私!
そのあと苦手なザレ場。
なんだか足の指が痛い。何度も止まる。ストックを取りだす。少しましになった。