最近、コロナもあり、仕事も一気に入り、枚方事務所の閉鎖作業もすることも出来ず、今になってしまいました。<m(__)m> 
さて、最近のご報告ですが、昨年関東で調査した、6年間にわたる怪文書ばらまき事件ですが、本日東京地方裁判所立川支部305号法廷 野口佳子裁判官のもと、刑法233条 信用棄損罪にて第一回目の法廷が開廷されたのですが、当社の証拠が全面採用!!! 
被疑者も認め、弁護人も反論なし・・・!!! まぁ反論できることはないとは思うのですが、それに伴い日本テレビのNEWS エブリィ「特集 悪質!!嫌がらせ6年間いったい誰が?狙われた医師の妻」、中京テレビキャッ千。「悪質嫌がらせ6年ナゼ狙われた医師家族・・・その瞬間を激撮 女と直接対決で身勝手な訳に涙」というタイトルで放送されました。twitterでもその悪質な行為に想像以上の声を頂き、6年間闘ってきた医師夫婦の励みになったことをこの場をかりてお礼申し上げます。

少し事件についてお話しますが、この怪文書の配布は、短い距離で14キロ長い距離を走る時で24キロ以上をかけて怪文書を撒いていました。 3市をまたぎ自転車でばら撒くのですが多い日で十数枚、少ない日で数枚を雨の日も雪の日も関係なく自転車で走りながらという異常な行いの中で、TVでも放送されたとおりビラを籠からとりお尻にはさみ人気のないところでお尻を浮かせて落とすという・・・

長距離を自転車尾行しながらその瞬間を撮影するのですから、簡単でもなく、6年間かかっても警察が犯人を検挙することは到底できない中で日本テレビ様の協力があり、犯人特定までの間日本テレビさんと被害者チームが犯人特定をしていました。
その特定ができた時点で私とスタッフ・神戸の探偵Tさん、日本テレビのクルーと合宿しながら狙うという大掛かりなものでした。

本当に私にとっても難しい事件だったのですが、刑法第233条 信用毀損及び業務妨害は
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。となっています。

被害者夫婦は6年間もの間、いたずら電話と怪文書をばら撒き、医師夫婦は日々の業務を終えた後、無差別にそのビラを探し回るという状態でした。
その怪文書は140種類以上あり、どこにばら撒かれているか分からない物を探してまわるという精神的・肉体的負担を虐げられても3年以下の懲役又は50万円以下の罰金でしかないのです。 医師の時間給や私達の費用を計算したらごめんなさいで許される行為ではないし民事で求めたところで経済的な効果はたかが知れています。
それならば、初犯であろうとしっかりと量刑の3年間をかけて償って頂いてもいいのかと思うぐらいです。
犯罪が巧妙になるにつれて、判例主義っていう考えはいつまでたっても被害者感情に追いつけない考えだと思います。諸外国と日本の裁判の違いが辞退遅れだということを誰も言わないことに違和感を感じます。
そろそろ本気で裁判のあり方を見直してほしいものです。

少し長くなりましたが、報道・裁判がありましたので・・・・