不登校児本人が来ないのに児童精神科・カウンセリングに通うことと新しい風

 

 

 

 

タイトルの件は、よく質問されることの一つです。

 

「不登校本人が来ないのに、私だけがカウンセリングに通うことって意味あります?」

 

「ありますよ」

 

本人が行けないからこそ、両親が行かなくてはいけません。子どもには

 

「行ってくるね」

 

と伝えて通ってください。

 

そして帰宅したら、先生と話したことを、できれば先生たちが話した共感部分を伝えてください。

 

「先生から本人が一番つらいはずだから責めないであげてくださいって言われたよ、ゲームに関してそんなに注意しなくていいってお母さんはちょっと注意されちゃった」

 

行かないと言っていても、きっと耳をダンボにして聞くと思いますよ。不登校児はとても他人からの評価を気にします。この会話は外からの新しい風になるはずです。

 

閉鎖的な空間でいると、お子さんはが自分のこれまでの人生に対してす ごく否定的な思いを抱いています。。「自分は生きてもいないし死んでもいない」「自分は生きている意味がない」「希望もない、みじめだ」

 

たとえゲームを楽しそうにやっていたとしても、こういった感情に心は支配されています。

 

この閉鎖的な空気感を打ち破るのは、新しい風です。

 

新しい風は何も精神科医やカウンセリングだけではありません。新しい料理、新しい習い事、新しい調理器具、セールスマン、ダスキンのおばさん、窓を開けること。ビタミン剤。

 

子どもから言われるままに玄関のドアをぴったりと閉じて、カーテンを閉め切る必要はありません。



 

以前、厚手のカーテンを閉め切るように不登校児に言われたので、ずっと閉め切っていた家庭がありました。

 

「いつ、そうやって言われたのですか?」

 

と聞くと、2年前だと。

 

「今日、カーテンを開けるねと伝えて開けてください。」

 

と伝えると何も言われず、お母様は数年ぶりに部屋の空気の入れ替えをしました

 

一週間もしないうちにお子さんが散歩に出るようになりました。

 

新しい風を家庭にどんどん取り入れてくださいね。

 

 

 

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