不登校の相談で一番困る事
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不登校の相談を受けていて一番困るのが鉄壁の守りの母親ですね。
「○○に相談したらどうでしょう?」
「相談しましたがダメでした。」
「では、○○に相談に行きました?」
「本人が行きたがらなくていけませんでした。」
「○○との関係はどうですか?」
「悪いです。よくなる見込みはないです。」
「趣味がこれなら○○に行くという方法もあります。」
「前に誘ったけれど、興味を示しませんでした。」
「では私からメッセージを送りましょうか?」
「相談していること秘密にしているので、無理だと思います。」
「そうですか、では夫婦仲はどうでしょう?」
「悪いです、いっそ子どもを連れて離婚しようと思っています。」
「離婚する覚悟があるなら、背水の陣で○○を挑戦しましょうか?」
「無理です、子どもとの関係がこれ以上悪くなったらどうしてくれるんですか」
「では、とりあえず家庭環境を整えて」
「いえ、義母がいるので無理です、仲悪いんで」
「お子さんのことを思って、悔しいかもしれませんがお母様の方から歩み寄ることも必要ではないですか?」
「それで関係が良くなる保障はあるんですかこっちから歩み寄って関係が良くならなかったら私はバカみたいじゃないですか。」
じゃあ、無理じゃん。
まあ、上記のようなことは度々あります。でも多くは、話しを進めていくうちに趣味の部分だったり、人間関係のことだったり、突破口が見えてきて光が射します。基本的にはずっと不登校・ひきこもりでいたい子なんて存在しないので解決するはずなんです。
放っておけばほぼ数年で解決はするけれど、それを傷が浅い状態でどうやって戻してあげるかを考えてあげたいんです。
ところが、治りたくない人っていうのが一定数います。もちろん何も挑戦しないで、安静の時期が必要というのはあります。でも、私は安静の時期が過ぎたら、動くように促しています。それは限度を超えて家にいると余計に調子が悪くなるからです。ですから、本人の現状を聞き取って行けそうだなと判断したら頑張れることを一緒に探すのですが、本人が元気でも、鉄壁の守りを崩さない母親たちがそれを全力で阻止してくるんですよね。
不登校児に余計な提案をして荒れるのを恐れていることが一つ目の理由。2番目の理由は、何もしないで母子で大学に合格する空想を見ている間は安全だからです。一種の合法ドラッグですね。
私に相談してくるのも、「母としてベストは尽くした」という称号が欲しいだけなんだろうし、自分は母としてベストは尽くしたけれども、高田ぶらりが解決できなかったという事実を作りたいだけなんだろうなと思っています。
新規の方は只今満席です。
リピーターの方は随時受け付けていますので以下よりご購入ください。