先月、お風呂場の給湯リモコンの表示が壊れて修理してもらいました。
実は、同様の故障が過去数回あったんです。
今回、修理に来てくれた給湯機メーカーのサービスの方から次の様な説明を聞きました。
「リモコンが2~3年で壊れるのはおかしいです。
リモコンの固定する状態(壁側)に問題があるので改修してください。
いま現在リモコンの裏側は密閉状態になっていますから水分が抜けないんです。
水分が抜ける様に壁から屋外に貫通穴を開けて専用のカバーセットがあるので付けてください。」
という説明です。
工務店さんとかに相談して工事してもらうのが手っ取り早いとは思えますが素人DIYでできないか聞いてみた所。
「穴さえ開けられればだれでも取り付けられますよ」
との事で何をどうすれば良いのか詳しく説明を聞かせてもらいました。
そして、「浴室用屋外カバーセット」とやらをお願いして取り寄せてもらいました。
さて、穴開けをどうするかなのですが、私でも使えそうな中古のハンマードリルをヤフオクでゲットしΦ30のホールソーセットをAliexpressで購入。
4mmセメントネジの下穴用Φ3.5mmセメントドリルのキリをホームセンターで購入。
これで準備完了です。
Φ30のホールソーをセットしたドリルがこれ。
リモコン修理の時に浴室のリモコンの取り付けを見ていたので逆の手順で取り外し。
リモコンの後ろ側に「浴室用屋外カバーセット」の通気用パイプを固定。
このパイプは2つセットになっており締め込むとパイプの長さが調整できるようになってます。
では、壁に穴を開けますが手順としては、始め屋外側から深さ20mmくらい穴をあけます。
次に内側(風呂場側)から穴を開けていき貫通させます。
いきなり内側から貫通させると壁の外側が花びらのようにザクザクな状態になり、取り換えしかつかなくなるそうです。
貫通させた穴に内側からリモコンに付けたパイプを通します。
貫通できたので「浴室用屋外カバーセット」の屋外カバーを取り付けます。
2か所、ネジ固定の穴が開いているのでΦ3.5の下穴を開けておきます。
用意したセメントネジはΦ4mmx25mmです。
しっかり固定もでき、見た目も良いです。
浴室内のリモコンは固定後周囲をコーキングで防水して作業完了です。
素人の私でも3時間程度で何とかできました。