リチウム電池とニッケル水素電池に対応した廉価な充電器 LiiKala製 Lii-M4 の続きです。
ニッケル水素充電池の容量を確認するTESTモードに関して容量計測の放電後に再充電電流が流れないので「再充電しない」と書いた所「再充電しますよ」とのご指摘があり再確認しました。
前回と同じく「放電容量が数mAHしか無くて使用限界に近いニッケル水素電池」を使ってTESTモードをかけると前回同様に再充電のタイミングで電流は流れていませんでした。
ここで電流値はACアダプタとUSBケーブルの間に挟んだUSBテスターの5V電源の電流表示です。
ただ、Lii-M4の液晶画面の左側を見ると「End」の文字が点灯ではなく点滅。
そして、液晶画面の右側に「CURRENT 500mA」の文字が出ています。
この点滅はどうやら充電していますよという意味らしい。

使った電池が限界君なのが要因なのかもしれないと思い、もう少しまともなニッケル水素電池に替えてTESTモードしたところ放電後しばらくしたら再充電を始めました。
その時の記録写真がこれです。

 


TEST開始でフル充電中。

 

 

 

充電中は「CH-CURRENT」と表示され、放電中は「CURRENT」と表示しています。

 

 


100%充電後に500mA放電を開始してます。

 

 


放電完了したので再充電開始です。

1%,2%・・・と数字が増えていきます。

「End」の文字は点滅しています。

 

 

約9時間の充電でやっと99%です。

99%が1時間程続きます。

 

 

完了しました。

放電完了後の再充電から液晶表示のカウント時間がきっちり10時間00分00秒で画面が変わり、「End」の文字が点滅から点灯に。
ちなみに、TEST開始から完了まで約12時間、TESTしたのは1番(いちばん左)でちょっと少なめの887mAHでした。

ここで、ひとつ疑問が沸きます。
1秒の狂いもなく10時間ピッタリで再充電完了って、そんな偶然あり得ないでしょう。
普通に充電モードで充電したら2時間程度なのに、何で10時間もかかるのかな。
ここで、次の仮説を立てました。
きっと、放電で電池の温度も上がっているだろうし急速充電はやめておこう。
放電電流で計測した容量から計算した0.1Cの充電電流を流し、ぴったり10時間で終了させましょう。
その仮説が正しいなら、最初に試した電池は数mAHと容量はたったの1桁だったので充電電流は10分の数mAと微小。
電流が少なすぎてUSBテスターの電流表示には数字として出なかったのではないか・・・・です。
あくまで、ニッケル水素電池のTESTを1回確認しただけで立てた仮説です。
リチウム電池の場合は未確認ですがニッケル水素電池に関してはそうなのかもしれません。
メーカーの取説に制御に関して詳しく書いてもらえると有難いんですけどね。