やはり 病気=他人事。 | 前向き前向き若年性乳がんサバイバーたんたんの お母ちゃんになる日記。

前向き前向き若年性乳がんサバイバーたんたんの お母ちゃんになる日記。

2011年9月。31歳の誕生日目前に乳がん告知。
乳がんになっても 出来ない事はないはず…。そう思って前向きに生きて来ました。2016年秋、乳がんになっても お母ちゃんになります。

タイトルを見て 予想してた方も居るでしょう。



そうです。


旦那の家族のこと…。




3ヶ月ほど前に 義弟の子連れの嫁が 子宮のあたりの調子がよくなく 病院で診てもらったら、子宮頸がんの細胞診にひっかかり クラス3と診断され精密検査を受けるように言われてるらしい…。


そして 精密検査に行かず放置…。




それを年末 旦那の実家に行った時に義母から聞かされた。

義母は 精密検査よりも先に病院選びを重視してるような話をしてると言ってました。


で、その事で実家に行って一回話をしたいとの事で自分の実家に実子を連れて年末年始帰省した。



義母は病院に行くように言ったらしいが、「仕事が忙しくてなかなか行けないですー。」とかで かこつけて行ってないらしい。


で、私 いくら旦那家族の事が微妙でも さすがにそんな話を聞いたら放っておく事は出来ず 速攻その嫁にLINEした。



義母に言われたように 「そうなんです~!なかなか忙しくて病院に行けなくって。アハハ(笑)」みたいな内容。


で、私は乳がんだけど 婦人科ガンの経験者。


早期発見の大切さ、身近にクラス3bで円錐切除をしてる人の話 嫁は本州にずっと住んでいたので ブロ友さん リア友さんから年末年始、皆さん忙しいながら答えてくれたオススメの病院などを教えて早く精密検査へ行くように話した。


そして、少なからず 今、嫁が目の当たりにしてる状況を私も経験してるので お節介かもしれないけど 一人で悩んでるなら話してほしい 力になれる事があるなら言ってと。



けど そこから、返事は無し…。





で、一昨日 この件についてLINEで友達と話をしていたら 怒りなのかなんだがわからない震えが止まらず 義母に電話をした。



私は とても怒りました。


病院選びなんて後からで いいんだよ(怒)

早く今の状況を知ることが大事!


仕事云々じゃない!自分の体が一番大事なんだよ!


縄つけてでも、義弟に連れて行くように言って!


旦那さんは みんなに言わなかったと思うけど、婦人科のガンの治療はとても大変。

私達は とても大変です!(ここ強調(笑)



本人だけじゃなく 家族にも負担がかかり、人生設計だって狂うんだから!


子宮頸がんは 進むと子宮全摘で子供が産めなくなる事だってありうるし、乳がんになってから色んな婦人科ガンの勉強会に出たけど リンパ節に転移すると、乳がん以上に後遺症が大変!


ってな 事を一方的に話した。



義母も うんうんと聞いていた。




そして 義母も嘆く。


義母の家にも最近避けるようにして、目と鼻の先に住んでるのに(知らぬ間に同居解消されてた)来ないようで話が本人に出来ないそうだ。


で、もし手術となると 子供に言わなければいけない。


連れ子は 小学6年だが、とても考えが幼稚で義母曰く 嫁がもしガンだとしたら 精神的にどうなるかわからないと思う。


ガン=死でしょ?


って ガンの人の前で 義母言ってしまいました。



地雷




ドカーン ボカーン!




私 キレました(笑)







私 2年前乳ガンになりましたけど。


治療はしてるけど 今は元気です。



治療する前より 人生を後悔しない様に楽しんでますが…。


連れ子くんに なんなら私の事を例えて言って頂いて構いませんよ!


【たんたんちゃんは 2年前に乳がんになって左のおっぱいとその周りの大事な組織を取って、抗がん剤っていう頭が禿げたり具合悪くなる薬を3ヶ月やって 今も女の人の大事な機能を止める治療をしてるけど、病気になる前以上に人生を楽しんで元気に生きてるよ!
今のたんたんちゃんみたら 死にそうな感じする?しないよね(笑)】



そして、きちんとお医者さんに診てもらって治療すれば 大丈夫だってね。


日本人に 2人に1人はがんになる時代です。


遅かれ早かれ 誰もがこういう状況はやってくるのだから 理解してもらわないと。



って 言っておきました(笑)


この2年の気持ちを、今回の事件を機に遠回しですが発言できてちょっとだけスッキリしました。



まあ こんな事がきっかけで、やはりこの家族は 私の病気=他人事だって思ってたんだなぁって事がわかってしまいました。



治療の大変さも わかってくれてなかった模様で。



こんな私を目の当たりにしてるのに 急いで行かせようとしない義親、精密検査に行かない嫁、引っ張ってでも連れて行こうとしない義弟。




病気の大変さの事を 自分の家族に話そうとしなかった 旦那。


残念ながら 血は繋がってないもんね。



自分の娘や息子なら 引っ張ってでも連れて行くんだろうに…。

もし自分の親、子供が病気なら いつも目に掛けてくれるのに…。




わかってくれないなら 関わるのはよそうと思ったけど、



自分達の様な 大変な戦いをを身近の人達には出来ればして欲しくないので、 



今日 義弟にもLINEをしました。

これが 最後の忠告として…。


早期発見早期治療が大事!

まだ精密検査を受けてなければ 仕事が忙しいとか言ってる場合じゃないよ!引っ張ってでも連れて行くように。
仕事の穴埋めはどうにかなるんだから。


ガンが進行すればするほど 術後の治療は辛いものになる。本人だけじゃなく家族も。経験者が言うんだから。


お節介や、うるさいと思うかもしれないけど 私達の様な大変な思いして欲しくないので とね。






その後?




返事はありませんよ(笑)




身近に婦人科ガンの経験者という肩書きのアドバイザー が いるのにね。



私が がんかもしれないって思った時、同じような状況の人が話を聞いてくれたらなぁ…って何度も思った。
色んな話を聞いてもらって 相談にのってもらって 大丈夫だよっていう言葉が欲しかったけどなぁ。



それが 嫁には通用しないようです。

無用な親切だったみたいで…。


あちらが何も言って来ない限り 私はもう何もアクションを起こしません。




このブログを読んでる 健康な皆さん。


もし体に悪いものが見つかったら

何事も 早期発見早期治療!



身近にがんと戦った事がある人が 親身に話を聞いてくれると思いますよ。


サバイバーさんは 色々な状況を乗り越えて色々な経験も知ってます。


ぜひ頼ってください(笑)



では。