私的靖国神社紹介 part.23【和めの井戸】
前回、part22の靖国の時計塔を見て左手に小径が有ります。
進んでいくと和めの井戸が有ります。
以前は見た覚えがないので、和めの井戸も令和元年(2019年)の靖國神社創立百五十周年記念事業で造成されたのだと思います。
更に、2021年前後に造りが変わりました。
最初の2年間くらいは、5つの岩盤で桜の花びらのような形につくられており、中央に20㎝~30㎝大の石がいくつか積まれて、そこから水が出ていました。
井戸の底は大き目の石をコンクリートで固めたものでした。
2021年には、周辺のさくら陶板と意匠を合わせた造りに変わりました。
中央に桜の花びらを模した石臼のようなものが置かれ、その中心は石臼のようなものを砕いた石が詰められ、そこから水が出ています。
井戸の底は玉砂利が敷かれています。
私の想像ですが、近くに佇み耳を澄ますと水の流れが聞こえてきます。
水琴窟のような造りなのでは?と思いました。
以前の造りの時は玉砂利の部分も水が貯えれられていましたが、今は湧き出る水も少量でほぼしみ込んでいる程度のようです。
追加された注意書きから察するに、銀杏並木で拾った銀杏の身を和めの井戸で洗って周辺を汚す不逞者がいた影響のようです。
周辺は、今では外国人も多く住むようになりましたので、或いはその悪影響なのかもしれません。
靖国神社が存在する意味を知っていれば、とても出来ない所業だと思います。
井戸の傍らには碑文が彫られた石碑が有ります。
表には
和めの井戸
この井戸は令和の御大典を奉祝し
造成致しました 湧き出づる水は
境内の地下水を使用しています
と書かれており
裏には
令和の御大典を奉祝し且つ 萬世の平和と
國民の安寧を御軫念あそばさる
大御心を永く後世に傳ふる為に當年在職の
宮司以下職員據金して鑿井し此の碑を建つ
令和元年 十月一日
靖國神社
と書かれています。
残念ながら、今の造りになる以前の写真は撮っていませんでした。
ネットで和めの井戸で検索すると、何点か以前の写真が見れますので、興味のある方は検索してみてください。
いかがでしたか?
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次回は外苑参道中央に鎮座する「大村益次郎像」について書く予定です😄
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