交通事故12日目、病院で診てもらえず13日目。

相手が100%悪い大きな交通事故にあった。

 

 

俺の彼女は大きな事故に合ってしまった。

 

遠距離恋愛で俺が管理職だから更に彼女の家から

遠いところに出張中だった。

 

しかしこの管理職という立場を利用して

家に帰り別の仕事に変えてもらった。

 

 

いずれにせよ、仕事は俺が統括。

俺は妻と死別してシンパパ。

 

子供たちの年齢差が大きい。

 

出張中は夜は楽。

と言っても子供たちにご飯を作ったり

家事をしたりがないだけであり

 

心はというと逢えない、見えない分

逆に辛いし子供たちが心配でたまらない。

 


 

帰宅と同時に料理をしてお風呂の準備をしてと

バタバタ忙しい。

 

その合間を縫って彼女に少しだけ電話した。

 

「たんちゃんに逢えるようにしたいから

出張をなくして貰ったよ」

 

「きゃあ~嬉しい!!」

 

喜んでくれた。

 

 

ひと段落ついて

俺は今、タバコを吸いながらビールを飲んでいる。

 

彼女が電話に出ない。

 

寝ているのだったらいいが

また激痛が来て叫んでいるのか

 

ぎゃくにぐったりしているのか

 

心配で心配でたまらない。

 

今から彼女の家まで走るかとも思ったが

連絡がとれないから玄関の鍵はしまっている。

 

 

台所の換気扇の下でタバコを吸っていたが

外のデッキに場所を変えて

ビールを飲みながら煙草をふかしている。

 

もう1回電話しよう。

 

彼女が電話に出た!!

良かった。

 

シャワーを浴びたらぐったりして

いつの間にか少し寝ていたみたいと言った。

 

「ねぇねぇ?すごいよ、今夜は!」

 

 

「何が凄いん?」

 

「だっておパンツ履いているから!!」

 

 

俺は思わず吹いて大爆笑してしまった(笑)

 

おっ、おパンツ履いている。

 

強烈で最強過ぎる(笑)

 

 

洗濯が出来ないから昨夜はすっぽんぽんだった。

 

 

俺も変り者だが彼女も変り者。

 

 

 

「おパンツ履いているって進歩だ!進歩!進歩だね!

あはははは!(笑)心配が吹っ飛んだ」

 

 

「わぁ~誉められた!!」

 

いやいや、そういう場合じゃないぞ?(笑)

 

 

俺も彼女も実年齢より若く見られる。

 

2人して春生まれ。

 

49歳の彼女は42歳位に見える。

おとうさんの在宅介護をする前は

10歳以上は若く見えていたらしい。

 

 

日焼け止めをぬるヒマもなくお父さんを

介護と看病をしたらしい。

 

 

49歳がおパンツ履いているって

最強だ!(笑)

それを進歩と言った俺はただのバカ(笑)

 

なんだか嫌な予感がして聞いてみた。

 

「まさか、おパンツ一丁なん?」

 

「大当たり!!パチパチパチパチ!!あははは!」

 

 

こりゃ参った(笑)

俺の子供より手がかかる(笑)

 

 

交通事故の痛みや痺れなどをきいた。

 

「いっぱいある!きついなぁ

アルプスのハイジみたい!!」

 

なっ、なんだと!?

アルプスのハイジ!?

 

「意味が分からない」

というと

 

「私はペーター。〇〇くんはヤギ!」

 

またしてもビールを吹いて大爆笑!!(笑)

 

ヤギ!!

しかも俺がヤギ!!(笑)

 

今夜はやたらと最強過ぎる(笑)

 

なにせ、ヤギ(笑)

 

されどヤギ(笑)

 

 

ヤバい、夢に出て来そう、ヤギが(笑)

 

 

「どうしてヤギなん?」

 

「私がペーターで笛を吹いたら

〇〇くんがヤギで近寄って来るから!!」

 

 

なんて脳みその構造をしているのだろうか(笑)

 

ある意味、訳アリ物件。

でも天然だから仕方がない。

 

豪華絢爛な家というのも無きにしも非ず。

 

って俺は本当にバカだ。

こんなくだらない事を考えているから(笑)

 

 

「風邪を引かないようにして寝るんよ?」

 

というと

 

「おかあさんみたーい!あははは!ろっ骨痛い!!

肋骨を骨折して何が大変って笑うと激痛が増える事!」

 

「さすがだな!!」

 

「あははは!もうやめてよ。

早口言葉の即答!腹話術過ぎるですけどー!あははは!」

 

腹話術

 

これまた最強なる発想と発言!(笑)

 

 

その瞬間

 

「パパうるさい!!」

 

子供のひとりが起きてしまった。

 

子供に怒られる俺(笑)

 

「ごめん、ごめん。パパが悪かった。

おいで、パパと寝よう」

 

彼女に丸聞こえだった。

 

すると彼女の声が変わった。

 

「どうしたの!!」

 

「きつい、ぐったりしてきた」

 

小さな声でいった。

 

「俺がたんちゃんの住むまちの

救急車を呼ぼうか?」

 

「呼ばなくていい。明日は膠原病内科の通院だし」

 

 

「俺になにをして欲しい?

例えば歌を歌うとか、楽しいお喋りとか

遠距離恋愛だとこんな時に困るね、ごめんな」

 

 

「ん~」

 

「どうした!!更にぐったり?それとも脱力?」

 

「どっちも。目があまりよくみえない」

 

か細い声の彼女

 

 

祈るしか出来ない。

 

「ベットに早く潜って!!

痛くて楽な姿勢探しが大変だけど

早くベットにはいって!!」

 

「ん~」

 

「声が出なくなったね!とにかくベット!!」

 

「うん、なんとかはいった

ううわぁぁああ!!痛い!!痛い!!」

 

 

 

 

これ以上記事を書くのが出来なくなったから

この記事はこれでおしまい♪

かなりきつい

 

彼の顔は見たいし逢いたいけど。

 

抱っこされて腕枕で眠りたいけど。

 

それは夢でできるかな?

 

 

 

ブログのみなさん、

私を支えてくれて

本当にありがとうございます。

 

 

 

 

電子書籍の出版をしました。

経済的にやっ

ていけなくなりa

みなさんご協力をお願いします。

 

ブログのみなさんにも支えて貰っています。

ありがとうございます

 

Kindleiuti

¥890¥890い致します。i

難病リアル: 私は勝つために、線維筋痛症に選ばれた

難病リアル: 私は勝つ、た

 

Kindle版

¥890¥890い致します

 

 

 

イベントバナー

 

 

 

イベントバナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんも楽しい夢がみれますように。

 

線維筋痛症ランキ