最近、毎日チョコレートを食べている。
チョコレートそのものだったり
お菓子についたチョコレートだったり。
膠原病の喉と食道の痛みが始まったのが切っ掛けだ。
固形物は午後３時以降でないと
激痛過ぎて食べられない。
チョコレートは元気が出る。
友達の子供がまだ小さい時に
スーパーまで手を引いて歩きお菓子をかってあげていた。
「５こ食べたいのを買ってあげるよ？何がいい？」
アンパンマンが大好きだから
全てアンパンマンやバイキンマンが書かれたお菓子たち。
すうとこう言われた。
「たんちゃん５こ。でもぼくは３こにする」
「どうして？」
「ぼくのママはチロルチョコが大好き。
だからママにチョコレートを買ってあげたいから」
私は笑顔で頭を撫でてあげながら
「じゃあ、アンパンマンは５つのままだよ？
ママのチロルチョコをいっーぱい買おう？」
大喜びしながら私の手を引いて
チロルチョコのコーナーについた。
知らなかった。
チロルチョコにこんなにも種類があるとは。
まずは定番であり私が子供の頃に食べていた
茶色の包装の物を選んだ。
「それを３つ買おう？」
「えっ！どうして３つ？」
「〇〇くんとママとパパの分
３人で食べたらきっと美味しいよ？」
「わーい！！たんちゃん大好き！！」
白とかピンクとか。
中身もその色なのだろうかと思いながら
選んでいるのを見ていた。
「ぼくはこれが好きだけど、ママはきらい」
ホワイトチョコレートのようだった。
子供とは純粋無垢。
数個選んだと思ったらゼリーコーナーへと
走っていった。
「たんちゃんはくまのプーしゃん（ちゃん）が
大好きでぼくも大好き」
「かわいいよね、ううふ」
「ぼくのアンパンマンさんは１こ減らす。
だからぷーしゃんのゼリーがいいけど
そうしたらだめ？」
「いいよ？でも今日は特別だよ？」
会計が終り手を引いて歩いていたら
足が痛いと言い出した。
その時、私はまだ線維筋痛症という
診断されていない時期。
ついにはよちよち歩きになったので
おんぶした。
「おんぶ、痛い！」
「あぁごめんね」
お姫様だっこに変えてみた
「これがいい。ぼくの足のここ（膝）が痛い」
よりによってスマホの電波が０
友達に連絡する事さえ出来ない。
渾身の力でお姫様だっこして歩き始めた。
坂道があったり家までが遠すぎる。
かなり重いが気力で歩くのみ。
後に知ったが成長痛だった。
何とか家に辿り着いた。
「ママ―！！」
友達が笑顔で迎え抱っこのバトンタッチ。
線維筋痛症と分かっていない時期であり
お姫様だっこは痛いし辛かったが
勿論言わなかった(笑)
「ママにプレゼントがあるの！
たんちゃんにもぷれぜんとがあるの！」
え！？私に！？と思っていたら
プーさんのゼリーをくれるではないか。
私は思わず泣いた。
暫くお喋りしていたら
子供は満足したようで眠った。
友達に言った。
「ママがチョコロールが大好きだから
ぼくのおやつを減らすといいだしたのよ？
自分のおやつを減らしてママにって
優しいしママが大好きな証ね」
友達は目を細めて下を向いた
涙が零れおちていった。
私は敢えて何もいわず去った。
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目の関係でコメントが見えず
まだ公開出来ていない方ごめんなさいね。
コメ返も遅れたり出来なかったりでごめんなさいね
みなさんいつも、ありがとうございます。
みなさんが笑顔でありますように。
