入院中ですが帰宅しています。
午後からは歯医者と整形外科の通院です。
雨が降って痛みが昨日より倍増です。
線維筋痛症の主治医と出会って6年半です。
「痛い原因を考えるのを止めて下さい。
原因を考えても答えは出ません」
この意味がようやく分かるようになってきました。
「痛い」とは毎日思うのですが
「痛いのはなぜだろう?」と思わずに
「痛いから痛いおわり」と
少しずつですが考えられるようになりました。
しかし、痛みが増えたら
答えの出る原因は少しだけ考えます。
線維筋痛症などは常にあちこち激痛なので
他の病気を見落とす事も多々あるからです。
今日の私の場合だったら痛みの要因は
「昨日のバリウム検査の影響と雨」です。
でも痛みにフォーカスしないように出来つつあるので
「痛い」という言葉を発する回数が
今回の入院で格段に減りました。
「痛い」と言ってしまう事は勿論ありますが
痛いと言って痛みが減るなら言うけれど
逆に痛みが増えてしまうからです。
先ほど
「どうしたら、あなたのように明るく過ごせますか?」
と母の知人から電話がありました。
「辛い事も沢山あるのですが
まずは良いとこ、素晴らしいと思える事を考えるんです。
今日は雨だ、雨の雫ってガラスみたいに綺麗と
考えただけであぁ美しいってなります。
その次に雨は痛いよな~になったとしても
雨に濡れた草花はなんて綺麗なんだろうと思うんです」
「あぁ、なるほど!
小さな身近な事でそう感じるんですね。
ぼくもそう考えるようにして
身近なものを見てみます」
身近にある、小さな事が
自分の心をとても良くしてくれるのです。
精神科の主治医に言われるのが
「気づく事って大切なんだ。
それが出来るようになってきているから
今は快方に向かっているんだよ」
苦しくて絶望だけであり
孤独と孤立の多年があった私です。
25歳から発症し40歳で
線維筋痛症の診断がされました。
診断されても闇の世界にいた私なのですが
きっとみなさんにも、こういう時間が来ますよ。
偉そうには言えないのですが
少しずつ私にこういう時間が来て
模索中ではありますが
きっとみなさんにも穏やかな時が来てくれますよ。
そう願って祈っていますからね。
大丈夫ですよ、あなたは一人じゃありません。
ブログを始めて私も一人ではなくなりました。
大丈夫ですよ。
あなたのつらさ、痛みが減る事を
心から祈っていますからね。