11.11セールで買ったものはまだまだ続きます。今回、セールで買ったもの4本目に紹介するのは巷で大人気のこちらっ
CVJ Neko
界隈で結構話題になっていたイヤフォンで、セールですごいことになっていたので今だ!とばかりに買ってみました。
そういえばスペックを全く調べていなかったので改めて調べてみましたが、ドライバーがブラックゴールド複合振膜と呼ばれる金メッキ?仕様の特殊なものが採用されているみたいでなかなか楽しみです。唯一無二な音がするらしいですよ。
今回購入したNeko、実は色々バージョンが有りまして、私が購入したのは「青春版」と呼ばれている普及版Nekoで、他にAmazon限定色の赤いNeko、フェイスプレートがイラストになっているシリアルナンバー付きNekoがいます。それぞれ噂によると音が違うらしいんでいつか全部揃えたいですね。特にシリアルナンバー付きで1000台限定らしいイラストNekoは早めに手に入れたい。(最近買った人でもまだ200番台みたいなのであと800・・・次のセールまでなんとか持つかな?)
フェイスプレートがイラストのはこんな印刷がされてるんですが、うーん、箱のイラストの方に変えてくれたらもうちょっと買う気になるんですけどねぇ。ま、そういうことで今回買ったのは金色の青春板。早速あけていきましょう。
開けますっ
蓋はこんなふうに飽きました。スポッと外側を引き上げるのかと思いきや、パイの実みたいなあけ方(通じるのか?)でした。あけたところには何やらピンク色の人物が覗きみえる穴と、ピカピカな本体。
ていうか、今のうちに突っ込んでおくんですが、箱に書かれているこれらの文字、
”ABSTRACT VECTOR BACKGROUND” ”COVER TEMPLATE” と上下にありますけど本当にここに表示していていいものなのかな、意図して置いているんですよね?
消し忘れじゃないんですかねっ!
これ以上は何も言いません。どうしても突っ込みたかった。エンボス加工風の盛り上がったきれいな印刷されているのにどうしてもこの文字が気になった、気になってしまった。
さて、イヤフォン本体の前に、のぞき窓から見えていたものを紹介しましょう。
わーい、キーホルダーだワーイ♪ヽ(*゚ェ゚*)ノ
えー、内容物は本体、ケーブルとイヤーピース、そしてキーホルダー。
嬉しかったのはド派手な金色で彩られた4.4mmに替えることができるかなりしっかりとした作りの0.78mmの2pinケーブルが付いてきたこと。端子の配置は5角形になっていてTRNのものとは互換性はない模様。TRNの5極めはサイコロの5みたいな配置になってましたしね。
そしてもっと派手なのが本体。すんごいピカピカ。金属筐体でアルミ合金とあるのですが、ちゃんと冷たいのでアルミは少なめなのかな。(12/15訂正:アルミなのは限定版でこちらは亜鉛合金ぽいです)しっかりとした重さ(7g弱)があって私が好きな重量感です。こういうのって、詰まった音がして私が気に入るものが多いんですよね。
側面にはL、Rとちょっと可愛いフォントが使われた印字があります。これ、光っている中で見た時に傷に見えたくらい読みにくいです。まぁ、形状で左右は識別できるので見えやすさはそんなに重要じゃないのでいいですけど。
個人的に一番気に入ったのがこれ。にゃんこがNekoのロゴにまぎれてます。めっちゃかわいい!にゃんこのヒゲで無理やりEかeを表しているのでしょうが普通に読んだらNMKOです(笑)
ちなみにめちゃくちゃ指紋がついて目立ちます。まぁ、鏡面仕上げなのでこうなってしまうのは仕方ない。
ケーブルはこのまま付属のものを使用し、イヤーピースも大丈夫そうだったのでそのままつけた状態でいざ試聴開始。
どんな音?
もっとNekoとかいう可愛い名前がついているのでふんわり、ファンタジー感あふれるふわふわとした音色が来ると思っていたんですけどね、実際に出てきたのは汁感あふれるジューシーで濃密な音色でした。
正直そんなに空間は広くなく、奥行き狭め、ボーカル近めな私があんまり好まないタイプなんだけど、それ以上に魅力的なのがパンチ、キレのある低音とくっきりはっきりした抜けの良い中高音。
こういうベースとバスドラムが一緒になったようなベースラインをかなり強く、タイトにスカッと鳴らし、その上のごちゃごちゃっとなりやすいボーカルは逆に潤いをもった音で再生する。それらが合成されて非常にバランスがとれた音になります。
私が気にする高音の刺さりもそこまでないし、音場はそんなに広くないのに高音の抜けがいいので閉塞感を感じることなく聴けます。
悪くないぞー (」・∀・)」
音が散らずに濃密に届けてくれるのでものすごく充実した音色、そんな評価です。密度感あるといえばいいのかな。私が大好きなX JAPANもToshiのボーカルが薄くならないのでとても気持ちがいい。立ち位置もほんの少し前めなので余計に艶っぽくてよき。ゆえにジューシー。
クラシックはどうかというとポップスほど濃密感はなくなって、けっこうサラサラめに聴こえて音場も低音がポップスほどタイトに聞こえないせいかちょっと広がってこれまたいい感じに再生してくれます。ポップスだと狭く聴こえ、クラシックだと広く聴こえるのはなんでかわかりませんがそう聴こえたんだから仕方ない。
クラシックだとそこまで目立たない低音が、ポップスだと強くタイトに出るので耳が引っ張られてタイト方面に引っ張られるんですかね。あー、でも、奥行き感はやっぱりないですね。でも、我慢出来ないほどではないので合格点ではあります。
このNeko、ポップスを再生するとほんと威力を発揮しますね。ブラックゴールド複合振膜の特性なんでしょうか?クリアさと抜けの良さ、そして潤い感、艶がいい感じに融合して充実した音を聴けてなかなかいいです。
今更ですが低音はかなり強め。これでぼやっとぼわっとする低音だったらきっと出過ぎというのでしょうが、基本的にタイトに、スカッとした音で他を邪魔しないので出過ぎとかいうマイナスなイメージにはなりません。
ちょっと長く使用していたら耳が痒くなってしまったのでイヤーピースは途中で唐三彩のバランスに変えてみました。音質はそこまでかわらなかったのですが、こちらの方が耳への接地感がいいのでオススメ。付属の、悪くなかったんですけどね。
まとめ
見た目からは想像がつかない、かなり濃いめなイヤフォンでした。試聴中は気にならなかったんですが、他のイヤフォンと比べるとかなり低音が強めに出ていました。それが豪華さの一端を担った、そんな感じがします。
豪華な低音に、密度感あるジューシーな中音、耳に刺さらない抜けの良い高音という、いい音になるしかない要素が積み重なっているのでとてもいいイヤフォンに感じた、そういった評価です。
結構しっかりしたケーブルもついてくるしデザインも可愛いのでポップス、特にアニソンを好む方なんかは特に楽しく聴けると思うのでかなりオススメ。おぉ、まさにWaifu系!パッケージと向いている層が初めて明確に重なったか。ゲームでは私は使っていないのでわかりませんが、これくらいはっきりとした中高音なら足音とかよく聴こえるんじゃないでしょうか。低音もボワついていないので邪魔しないだろうし。
CVJのNekoというイヤフォンのレビューでした。なかなかよいです。これ、好きな人多いかもね。


















