わざわざBlogに書くようなことじゃないかもしれないんだけど、備忘録、日記として書いてます。パソコン、スマホの文字入力に使ってきたATOKの使用をやめました。
2004年の12月にATOK17を購入。その後ATOK2006、ATOK2008と使い、ATOK Passportを2016年から契約。ATOKを20年超使ってきたことになるので(iMacを使っていたときも使っていた記憶があるのでもっとかも)なんだかさみしいのですが、許せない誤変換が増えたこと、当時はATOKでしかできなかったことが今は無料のIMEでもできるようになってしまったこと等、有料ソフトであるありがたみがなくなってしまったのでやめることにしました。
きっかけは誤変換が増えてきてなんかおかしいぞと感じ始め辞書のリセット等色々試したもののあまり変化はなく不具合が続いたことで、とどめはこんな文字列を入力したその変換候補にプッチンしてしまったからでした。
「あしたがんかきゅうしん」
これをATOKで入力したらこうなりました
「明日癌か丘疹」
そりゃね、もちろん一度ちゃんと正しい漢字に確定してあげれば明日眼科休診とちゃんとでるようになりますよ。でもね、ATOKさん、文脈を読んで変換候補をだしてくれるんでしたよね。さすがにこれはひどいんじゃないですかね。「がんか」と「きゅうしん」が並んだら病院の眼科のことでそれが休診であると連想できませんかね。
ちなみに、Microsoft IMEで入力するとこう出ました
「明日眼科急伸」
まだまし┐(´∀`)┌
Google日本語入力も似たような変換精度でATOKよりはマシだったこともあり、ATOKに見切りをつける決定打になってしまいました。
ATOKの何が良かったって同音異義語を入力する時に辞書と連携してその意味を表示してくれることなんですけど、Google日本語入力もできるようになっていました。
ATOK
Google日本語入力
文章の校正機能はさすがに「ATOKしか勝たん」状態なのですが変換候補や予測変換の出し方はATOKもGoogle日本語入力も大差ない。ATOKの強みであるクラウド変換による人名や固有名詞もさすがGoogle、ちゃんと候補に出してくる。月額660円出さなくてもよくないか?そう思ってしまったのも仕方ないと思いませんか。
スマホの方もATOKを使っていたんですが、それもGboardに変えてしまいました。スマホ版のATOKが出た当初はインライン入力ができなくてヘボかったのですが(iPhone版)ヴァージョンアップを重ねかなり使いやすくなり、片手入力用にキーボードを片方に寄せるなんてことはATOKしかできなかったこともあり神ソフトと考えていました。
現在、GboardもSimejiもできちゃう・・・
さらに、ATOKをインストールしたどの端末でも同じ辞書を同期して使えるというのがGoogle日本語入力もMicrosoft IMEもできない唯一の強みで私もそれが便利なんだと思い込んでいたんですが、私が単語登録しているのが「あど」で変換できる4つのアドレスのみだったことに気がついて、「なくてもいいじゃん」ってなってしまいました。
ちなみにそのGoogle日本語入力で登録した単語(単語登録辞書)は同一アカウントで使用するそれぞれの端末(Windows、スマホ、タブレット)で同期されるのか?とChatGPT、Geminiにそれぞれ聞いてみたんですが、ChatGPTは否、Geminiは是とでてきてどちらが正しいのかディベートさせてみたんですが、いつまで経ってもそれぞれ自分の意見を曲げずに全然終わりませんでした。実際に同期されている様子がないのでChatGPTの言っていることのほうが正しそうなんですけど本当はどうなんですかね?
というわけで2017年から使い始めたATOK Passportですが、解約してしまうことにしました。ATOK17から数えれば20余年。JustSystemsさん、長い間お世話になりました。
今年に入ってからのアップデートからなんだかおかしな変換が増えたので、それがなければやめることはなかったと思います。まぁ、月々660円節約できると思うことにしてこの寂しさを紛らわせますかね。評判が戻ったらもしかしたら復帰するかもしれませんので私を唸らせるなにかをぜひよろしくお願いします。
以上、ATOKをやめてGoogle日本語入力、Gboardに変えたお話でした。やっぱ20年使ってきたからさみしい気持ちあるよなぁ。
余談:Google日本語入力を使い始めて二日目ですが、許せない変換が一つ。
なんで「あいふぉん」を変換すると「i-phone」になるんだっ!
我慢出来ないのでiPhoneを単語登録しました。 iPad Pro、iPodは出るのになんで?あいほんで変換すると出るのはなんで?