数千円する、ある程度値段のするイヤフォンを中心にこれまで集めてきたんですけど、最近DAISOのイヤフォンや500円程度で手に入るイヤフォンの面白さに気がついてつい注文してしまったものが届きました。こちらは新学期応援セールよりも前に注文していたものなのですが、ちょっと前に届きました。

 

 

 

まさかの98円!
 

 

 

セール外の今でもこんなお値段。Amazonではいくらでしょう?

 

 

Amazonでも激安ですね。そんな超激安なイヤフォンはどんな音がするのか?とても楽しみにして待っていました。

 

QKZ AK6

 

 

届いたものがこちら。おぅ、まさかの箱無し。わくわくしてきたぞ。

昔は箱に入っていたみたいですけど、98円にするためにこうしたんでしょうか。

 

 

内容物はこんな感じで、ケーブルは交換できないタイプ。割としっかりとしたイヤーピースが三サイズついていました。

 

 

ケーブルを止めるクリップも付属。なかなか豪華じゃないですか。

 

 

で、終わりかと思いきや、袋の中にまだ何か入っている。緩衝材かと思って捨てそうになったのですが、よく見たらなにか変な形のチューブが二組。これ、私はわかりましたけどイヤフォン初心者の方使い方わかるんですかね。

 

 

こんな風にしてケーブルガイドとしてはめ込んで使うものが付属していました。なくても使えるんですがあると安定していい感じ。ちょっと外れやすいですけどまぁいい装備なんじゃないでしょうか。

 

 

肝心の本体。いやぁ、いい色してます。この前のTRN ST1といい勝負です。おもちゃ感はこちらの方が勝ってるかな。フェイスプレートも透明というのがチープさを醸し出していてなかなか良いです。

 

 

裏面はこんな感じ。どこにも記載を見つけることが出来なかったんですが、恐らく10mmのDDを積んでますね。見た目はKZのに似てますがどうなんでしょう。

 

 

ちなみにカラーバリエーションは色々あって、右が赤、左が青のものもありました。これ買っても良かったな。

 

てなわけで外装をじっくり見たところで肝心の音質を聴いていきましょう。

 

 

ダ〇ソーの10倍いいじゃないか!

 

 

マジで何の気持ち悪さもなく、普通にバランス良くこもり感ないサウンドを聴かせてくれます。え、98円で買ったんだよね?Amazonの750円で買ったと考えたとしても価格以上の音色だと思いますよ、これは。USBType-C接続のアレに比べたら10倍いい音がします、まじで。

 

低音が太くしっかりとしているので全然しょぼく聞こえないし、中高音もシャリシャリとした薄い音色ではなくある程度しっかりとした厚みのあるサウンドを聴かせてくれるのでクラシックもいけるし刺さらない高音なのも安心感あります。若干強めの低音が入力された時にボワボワとした濁りを感じますが許容範囲。うん、悪くない。

 

あえて悪いところを突つき出してみると、派手な音楽を流した時にわんわんとした反響音のようなものが混じってきてクリアさを損なうように聞こえることがありますが値段を考えたらオッケー、そういいたくなる素直な音色をしています。もちろん中価格、高級価格のイヤフォンと比べてしまうと解像感がまるで足りないし、もやもやした音に聞こえますが、比べなければ相当レベルの高い音がしていると思います。

 

Amazon価格で考えた時に思い浮かぶ低価格イヤフォンとしてKZのZSTxとか、EDX Liteといい勝負が出来るんじゃないかと思いつき、さっそく比べてみましたがなるほどやはり値段が高いだけあってかEDX Liteの方が解像感高いしZSTxの方が中高音のクリアさが高い。でも、いい勝負だと思います。負けてない。偉い。

 

わざわざ買うほどでもないとは思うのですが、超低価格イヤフォンに興味を持ってしまって買ってみたいといわれてもとめないです。捨てたくなるような音は決してしないし、雑に扱っても罪悪感を感じにくい・・・いや、イヤフォンは丁寧に扱いましょう(笑)お手頃価格で扱いやすい気軽に使えるイヤフォンが欲しい方におすすめかもしれない。

 

めっちゃくちゃ安かったのでつい買ってしまったのですが、なかなか面白い体験が出来るイヤフォンでした。これでケーブルを交換できるタイプだったら最高だったのにな。